新型コロナウイルスの影響で導入する企業が一気に増えたテレワーク。
時間を有効に使える、家族との時間が増えるなどのメリットの一方で、様々なストレスを抱える人も多いよう。
特に、共働きの夫婦にとって、在宅ワークが深刻な問題になっているケースも。
 

在宅ワークになってから喧嘩が絶えない、イライラすることが多くなったという人は、要注意。
共働きの在宅ワークを快適にする方法をご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね！
 
 

共働きの在宅ワークどこで仕事をしてる？

共働きの皆さんは、どこで仕事をしているのでしょうか。
三井ホーム株式会社が2020年6月に行った調査では、
・リビング
・仕事用の部屋
・寝室
が、在宅ワークを行う場所のベスト3だったそうです。
 

1人ならまだしも、2人でテレワークを行うとなると、様々な問題が発生してきます。
web会議の時間が被ってしまったときなどに、やりにくさを感じるという方も多いようです。
 
 

共働きのテレワーク中のストレス

 

テレワークを取り入れる企業が増える中、夫婦が家で一緒にテレワークを行わなければならないという家庭も多くなりました。
たくさんのメリットも多い反面、不満やストレスが溜まっているという方も多いのです。
在宅ワークが原因で喧嘩が絶えないというケースも。
共働きのテレワーカーが抱えやすいストレスには、以下のようなものがあります。
 
 

家事や育児の偏り

共働きで在宅ワーク、妻も夫も同じ条件なのに夫が家事をしないという場合に、女性側がストレスを抱えているケースが多いよう。
夫が家事や育児に消極的なこと対して、夫の仕事の負担が大きいから仕方ないと考えていた妻も、同じ条件下であっても夫が家で何もしないとなれば不満を抱えるのも無理はありません。
 
 

昼食を用意しなければならない

これまでは、朝と夜だけご飯を用意すればよかったものが、在宅ワークによって昼食を用意するという家事が一つ増えてしまいました。
毎日同じメニューでは飽きるし、しかし在宅ワーク中の休憩時間は決まっているしで、テレワーカーの負担となっています。
食事の準備をして、食べ終わって片付けをするまで、お昼休憩の1時間では足りないと感じている方が多いのも現状です。
 
 

スペースが狭い

職場と違って、十分なワークスペースを確保できないことも、ストレスになっているようです。
共働きの場合、家の構造上、2人分の十分な仕事スペースを確保するのが困難な場合も。
 
 

ライフワークバランスの乱れ

家で仕事を行えるようになり、時間を有効に活用できるようになった反面、際限なく働き続けてしまうという方も。
家事や育児がどちらかに偏る原因にもなり、家族間トラブルの元になってしまいます。
 
 

共働き理想のテレワークスペースとは？

 

テレワークを行う際の理想のスペースはどんな場所なのでしょう？
在宅ワークが捗らないと感じている方は、ご自分の仕事環境と比較してみてくださいね。
 
 

ネット環境が整っている

web会議などを行う機会が増えたので、ただ単にネット環境があるだけでなく、十分な通信速度が保たれていることも重要なポイントになります。
 
 

仕事に集中できる

家族に話しかけられることなく、仕事に集中できる環境は理想ですよね。
ドアで仕切ることができる場所だと、web会議が重なった時にも安心です。
 
 

作業スペースが広い

狭いスペースで作業をするのは窮屈で、作業効率も落ちてしまいます。
できるだけスペースを確保できるよう、これを機に断捨離や大掃除をしてみるのも良いですね。
 
 

写り込みを気にせずに仕事ができる

web会議などで、画面を繋いで仕事をする機会も増えました。
生活感のある背景や、家族の写り込みは避けたいもの。
背景大丈夫かな？と気にせずに安心して仕事ができる状況が望ましいですね。
 
 

日当たりが良い、明るい

対面で会えなくなっている中で、web越しに顔が明るく見えることはとても重要。
社内メンバーとのMTGであれば、少々映りが悪くても問題ありませんが、商談やクライアントとのやりとりの場合、大きなポイントとなります。
 
 

家族と適度な距離が保てる

仕事とプライベートなスペースが一緒になっていると、なかなか仕事に集中することができません。
また、家族と一緒にいると、相手も話しかけやすくなってしまいます。
仕事に集中できる環境を作るには、家族と適度な距離を保つのも大切です。
 
 

共働きの在宅ワークを快適にする方法

 

共働きの在宅ワークを快適にする方法をご紹介していきます。
 
 

家族と過ごす部屋と仕事の部屋を分ける

家族と一緒に過ごす部屋、仕事をする部屋と、部屋ごとに役割を分けられればベスト。
しかし、部屋がそんなにたくさんないという場合には、部屋を分けるのは難しいですよね。
そんな時な、パーテーションなどを使って作業スペースを仕切ることでも効果があります。
 
 

食事はテイクアウトを上手に利用する

毎食全て作らなければいけないとなると、考えただけでもストレスになりますよね。
昼か夜はテイクアウトを注文する、お昼は夕ご飯の残りを活用するなど、うまく工夫して、負担のない方法で食事を済までることも大切です。
 
 

掃除の習慣を作る

家の中が散らかっていると、ストレスも溜まって、やるべきことにも集中できなくなってしまいますよね。
在宅ワークで、24時間家の中で過ごすようになれば、これまでよりも当然散らかるようになります。
仕事の前に掃除をする、休憩時間に片付けをする、仕事スペースを整理してから1日を終えるなど、自分の中で決まりを作ることで、過ごしやすい空間をキープできるようになります。
ただでさえ、自宅では仕事スペースを確保しにくくなるので、整理整頓しておくことは快適に過ごすための大きなポイントになります。
 
 

家族で家事や育児の役割分担をする

できる方がやるという大まかな決まりでうまくいく場合には良いですが、しっかり役割分担を決めておくことで、ストレスなく過ごせる場合もあります。
朝食、昼食、夕食の用意、掃除、洗濯、子どもの送り迎えなど、まずは全ての家事を書き出し、分担を決めましょう。
どちらかの負担が重くなる場合には、日替わりにするのも良いですね。
どちらかの仕事がどうしても忙しい場合などは、臨機応変な対応も忘れずに。
 
 

1日の大まかなスケジュールを決めておく

始業時間、お昼休憩の時間、終業時間、途中休憩の時間など、あらかじめ大まかなスケジュールを家族に共有しておきます。
仕事中は集中して仕事をするから話しかけない、休憩時間は話しかけて良いなどのルールを決めておくことで、家族全員のストレスを軽減することに繋がるのです。

また、スケジュールを共有し、ルールを決めることで、ダラダラ仕事をするのではなく、メリハリをつけて生活することができます。
お昼の時間を合わせるなどして、家族との時間を積極的に作ることも大切ですよ。
 
 

自宅以外でテレワークをしてみる

毎日家で仕事をしていると、マンネリ化して集中力も続かなくなってくる方も多いと思います。
そんな時には、環境をかえて仕事をしてみるのもおすすめです。
新サービスのBizplaceは、月額定額制で、日本中のワークスペースが使い放題になるサービス。
環境を変えてテレワークをしてみたいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね！
 
 

快適な共働きテレワークを！

せっかく夫婦一緒に過ごす時間が増えるテレワーク。
ストレスや不満ばかりでイライラしているのはもったいないですよね。
テレワークの課題をうまくクリアしつつ、メリットを最大限生かしていきたいものです。
これからの働き方のスタンダードになっていくかもしれないテレワーク、夫婦で快適に働ける方法を模索してみてくださいね！
 
 

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投稿日：2021年1月5日
更新日：2022年1月6日 by 河本綾

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