「決起会」で役に立ついまさら聞けないコト!挨拶例文と案内文から服装まで

決起会が行われることになったけれど、「何の会なのかよく分からない!」「正直、いまさら上司に聞きにくい……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は決起会・決起集会の意味だけではなく、参加するときの服装や案内文の書き方、挨拶の仕方までご紹介いたします!

そもそも、決起会とはどのようなもの?

決起会とは

ここでは、決起会を開く目的について詳しくご紹介します。

決起会はどのようなことをするの?決起集会との違いは?

「決起会」は、「決起集会」とも呼ばれている会合です。最もポピュラーなのは、選挙を行う際、立候補者とサポーターが集まって演説を行うような会です。簡単にまとめると、何かの仕事をやるときに、一緒にやる仲間・メンバーと集まって一番最初にするする会合のことです。テレビでもよく報道されていますよね。

ただ、ここでいう決起という言葉の意味は、「決意して立ち上がり、行動を起こすこと」としています。そのうえで、「会社におけるスタートアップの会」としていますので、認識に差がないようにしておきましょう。

つまり企業でいうところの決起会とは、「仕事で何かに挑戦しようと決めたときに、同じ目標に向かって取り組む社員で集まって行う会」のことを差しています。

そもそも決起集会と決起会の違いは、集まる人数が多いか少ないかの違いしかありません。どちらでも意味に変わりはありませんので、その時集まった人数で使い分けると良いでしょう。

決起会の目的は「勢い」?!

決起会が行われる最も大きな目的は、何らかの目標が設定されているプロジェクトや仕事を行う前に、チームの勢いをつけることです。
チームの仲を深める親睦会と違い、仕事の一環として行われることが多く、「チームの考え方」や「プロジェクトが目指す方向」を全員に共有する場と考えればいいでしょう。
主にチームのリーダーが主催となって行いますが、社長や上長などが来ることもあるので、チームの行く末を決める緊張感も伴う会でもあります。

決起会の流れを把握しておこう

決起会の流れとしては、会社の歓迎会とほぼ同じととらえると分かりやすいです。
初めのあいさつ、歓談、余興、締めとなっています。大体2時間程度の開催が多いようです。

決起会で大事な流れとして、初めて会うメンバーがいることを考慮し、自己紹介や、会話のきっかけとなるゲームなどの余興を準備するのがいいでしょう。
少し気持ちをほぐしてから会を進めと、より会の流れがスムーズになりますよ!

余興と言っても、親睦会や楽しい飲み会の時のような派手なものでなくて大丈夫です。
あくまでも仕事の一環ですから、メンバー同士の交流を深められるような簡単なものとします。

会の流れを計画をするのは主催者や企画者なので、余興を決めるのを頼まれた場合は、彼らの意向をしっかり聞いておくことをお勧めします。
また、一人でやるよりは、複数人でやるほうがアイデアも出しやすいですし、日常生活にも支障が出にくくなりますよ。

決起会の挨拶は始まりと終わりの2つある!

決起会の挨拶

決起会の挨拶は、決起会を成功させるために、とても大切なポイントとなります。
決起会の始めと締めの挨拶が素晴らしいものになるだけで、会が成功する一歩と言えるでしょう。
逆に、失敗するとただの飲み会になってしまうことになりかねませんから、十分な準備をして挨拶に臨みましょうね!

始まりの挨拶で決起会の目的を明確に!

決起会を始める際の挨拶は、決起会を行った目的を明確に述べるようにします。
始まりの挨拶では、会の目的と激励をするようにしてくださいね。
目的を述べる際は、分かりにくい文言を避け、簡潔にはっきりと伝えるようにしましょう。目的がぼんやりとしていると、どうしてこの会を行っているのかをメンバーが認識できず、意味のない会になってしまいます。

例文1
「ご指名頂きました(名前)でございます。」
⇒まずは、自分の名前を名乗りましょう。

「本日は(社名/部署名)の決起集会ということで、今後に向けてのモチベーションを向上させるため、大勢の皆さんが一堂に会してくださいました。」
⇒どこの、どのような決起集会なのかをお伝えしましょう。

「本日は一同が決意を固めるための会となります。明日からの活力を養うため、この決起集会で親交を深めましょう。」
⇒最後に、激励の挨拶を述べて終わります。このあと、乾杯に行く場合もあります!

締めの挨拶は感謝の気持ちを伝えるように

最後の締めの挨拶はとても重要なポイントとなります。
決起会の締めの挨拶で大事なことは、感謝の気持ちを伝えるように心がけることです。笑顔で終われるよう、手締めを取り入れるなどして明るい雰囲気で締めましょう。
締めの挨拶を失敗してしまうと、会が締まらず、今後につながらない終わり方になってしまうこともあるので、気を付けてくださいね。

例文
「ご指名に預かりました(名前)です。僭越ながら、締めの挨拶を行わせて頂きます。」
⇒最初に名前を名乗り、締めのあいさつを今からするということを伝えましょう。

「本日は本日はご多忙の中、○○の決起会にお集まり頂き、誠にありがとうございました。」
⇒初めのうちに、感謝の心をお伝えします。礼もするとより◎です!

「このプロジェクトの成功による健康と益々の活躍をお祈りしつつ、一本/三本/一丁で締めさせて頂きます。」
⇒参加者様の今後をお祈りしつつ、一本締め・三本締め・一丁締めなどの手締めで締めましょう!

決起会のあいさつ文はこう書く!

決起会は、とある目標を達成するための会ですから、社内の人間だけではなく、幅広い人に知らせる必要がある場合もあります。
その際は、開催をお知らせする案内状が必要となります。

まず最初に覚えておくべきこととして、分かりやすく読みやすい案内文を書くことが大切です。
案内状は手紙ではありませんから、日時・場所と住所・会費・参加の可否をする返事の期日をわかりやすく記載しましょう。重要項目は読む人が見逃し・読み間違いをすることのないよう、赤字にしたり箇条書きにしたりなど、工夫をして書くのがおすすめです。

決起会に参加するときの服装はマナーを守って

決起会に参加するときの服装は、開催場所によって悩まれる方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、決起会の大前提を考えてみましょう。決起会は、ただの飲み会ではありません。仕事の延長線上ととらえるのがいいでしょう。

そのため、マナーとしての服装はスーツとなります。もちろん、私服は「私服でよい」と最初から決まっている会以外は厳禁です。

女性の場合は、派手すぎない服装がいいでしょう。
色は、黒のようなシックなものがいいですが、黒のみになってしまうとあまり縁起が良くないので、グレーやベージュなど、おとなしめのなカラーがおすすめです!

決起会を成功に導く挨拶を心がけよう!

決起会の服装

決起会がどんなものなのかという基礎的なところから始まり、決起会の挨拶や例文、していくべき服装などの『いまさら聞けない』情報について紹介してきました。
決起会を成功させるためには、挨拶や服装などの基本的なところが意外と肝になるものです。
これから始まる目標への第一歩となる決起会が素晴らしいものとなるよう、しっかり準備をして臨みましょうね!

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