歓迎会の挨拶と乾杯はこれで安心!宴会の挨拶と乾杯で司会が知っておきたいマナー術

乾杯の音頭から締めの挨拶まで、飲み会には独特のルールと流れがあります。飲み会の幹事を任されたからには、先輩から新入社員まで満足して帰ってもらいたいはず。 そこで今回は、今更聞けない「宴会の挨拶と乾杯のマナー術」について解説していきたいと思います。

挨拶や乾杯の音頭は基本的に上司が担当すると心得よ

乾杯は基本は上司にお願いしましょう

飲み会、宴会には、はじめの挨拶、乾杯の挨拶、締めの挨拶があります。これらは基本的に、上司が担当すると心得ておいてください。
そして、それぞれの地位によって、担当する挨拶が違います。間違えてしまうと失礼に当たるので、しっかり事前に手配しておくようにしましょう。

もし幹事が挨拶を行うことになったなら……

「僭越ながら」とへりくだる言葉を枕詞とし、前に出て一礼した後、自己紹介、一言、乾杯の順に行いましょう。
自己紹介は省いても構いませんが、幹事の顔を知らない・なじみがない場合は入れるのをお勧めします。
挨拶は短く、簡潔に行ってください。そうしておくことでスムーズに会を始めることができますよ!

はじめの挨拶をお願いする上で押さえておきたいポイント

挨拶をお願いする場合のポイント

初めの挨拶は、参加者の中で1番上位の人にお願いしましょう。
該当する上司をしっかり調べ、事前に依頼します。
さらに、忙しくて忘れてしまっている場合もあるので念のため、当日開催前に「今日はよろしくお願いします」と声をかけておくのがベスト。
ちなみに、後述する乾杯の音頭はそれぞれ別の人ではなく、同一人物が行うケースも多いので、それも併せて上司へ聞いておきましょう。

事前に依頼して挨拶にかけられる時間を伝えておこう

トップであれば飲み会の挨拶を任されることが多いため、慣れていないということはありません。
注意しなくてはならないのは、上司の挨拶が長くなってしまうことが往々にしてあるということです。
もし事前にその傾向があるとわかっているのなら、依頼時に「挨拶にかけられる時間」を軽く伝えておきましょう。
「長くならないでください」などは失礼に当たるため、「大体3分くらいを予定しています」など、具体的な時間を伝えるのが安全です。
上司の挨拶が終わったら、すかさずお礼を述べて締め、次の挨拶へと移っていきましょう。

乾杯の音頭も上司へ依頼!

乾杯の音頭も上司へ依頼

次の挨拶は乾杯の音頭です。
こちらも当日急に振るのではなく、あらかじめ依頼しておきます。
はじめの挨拶と同様、当日にあらためてその上司に「お願いします!」と挨拶しておきましょう。

まずは乾杯の流れを把握しておこう

この乾杯の挨拶というのは、出席者のうちで3番目くらいに高い役職の方にお願いするのが慣例です。
何名かいてわかりにくいという場合は、2番目に偉い上司へ「どなたにお願いすればよいでしょうか」とお伺いを立ててください。
勝手にあなたがお願いすると、他の上司から目をつけられる可能性もありますから、注意が必要です。

乾杯までの流れは、飲み会の開催場所によって異なります。
ホテルのパーティー会場の飲み会の場合、乾杯のタイミングでホテルの肩がドリンクの入ったグラスを回してくれます。
通常のレストランや居酒屋の飲み会の場合、乾杯の挨拶が始まったらそれぞれグラスにビールなどをつぎ合います。
グラスにドリンクがいきわたったのを確認したら、乾杯の音頭をとってくれる上司を紹介し、乾杯を進めてもらいましょう。

乾杯が終わってからのお声がけも忘れずに

乾杯が終わったら、会の開催を祝って拍手をするパターンが多いようですが、なくても大丈夫です。
どちらなのかわからない場合は、幹事経験者の方に聞いておくのがベターでしょう。
乾杯の後は歓談・食事の時間となりますので、「それではみなさん、ご自由にご歓談ください」とお声がけをします。
ここまでやれば、はじめの挨拶を振る仕事は終了となります。

ラストも失敗できない!締めの挨拶もしっかり準備しておこう

締めの挨拶も準備をしっかり

飲み会が終わるころを見計らって、幹事から飲み会を締める旨を参加者へお伝えします。
上司に締めの挨拶をもらって、会を終わりに導きましょう。

店内での締めの挨拶は「中締め」と呼ぶ!

こちらは、役職が2番目に高い人へお願いする挨拶です。
「宴もたけなわでございますが……」という言葉が有名ですね。このような常套句で始まり、しっかりと挨拶をしていただきます。
こちらは、後述する締めとは違い、店内で行いますので、はじめの挨拶と同様に事前にお願いをし、かつ時間をお伝えしておきましょう。

締めの挨拶はタイミングが非常に重要になります。
お酒の席というのは話も盛り上がっていますし、締めの挨拶をしても席を立とうとしない方が多いのです。
本来の締めの時間よりも少し早めに設定するのがベストです。

挨拶の最中にお店の人が入ってきては興ざめなので、挨拶を始める前に一言、店員さんやホテルの方へ「今から閉会の挨拶を行うので、まもなく退出します」と伝えておくといいでしょう。
大人数での中締めの場合、外に出ての締めは行わないことも大いにあります。その場合は、中締めの際に手締めも行ってしまってもOKです。
この場合は、手締めを行う人が誰なのかも事前に明白にしておくことで、スムーズな会の運営が可能となります。

外で再度締めるのを「締め」と呼ぶ!

店の外ということもあり、締めの挨拶は、簡単なものが喜ばれます。
簡潔な挨拶の後、一本締めで終えるのが基本的な締めの挨拶のやり方です。
こちらの挨拶は幹事が行うこともあるため、しっかり準備しておきましょう。
中締めと同じ人に締めていただいても大丈夫ですので、その際は依頼のときに「中締めと、外での締めと手締めもお願いします」と伝えておくと、当日にばたばたせずに済みますよ。

最後を飾る手締めを行う際はどの手締めか確認を

締めの際に参加者全員で行う「三本締め」「一本締め」「一丁締め」という三種類の「手締め」があります。
手締めがスムーズに行かないと、せっかくの飲み会も興ざめになってしまいますし、幹事の評価も低くなります。
ベテランのみが集まっている飲み会であれば、口頭で「○○締めです」とお伝えしてもわかるでしょうが、新入社員などがいる場合は一度手本を見せてもいいでしょう。

仲間内の飲み会では一般的な「よー、パン」といった一丁締めは、大きな会においては失礼となる場合もあります。
幹事が手締めを行う際は、どの手締めがいいかを事前に幹事の先輩や上司に聞いておきましょう。

締めの挨拶は、二次会への誘導も兼ねている!

閉会の挨拶が終了したら、会が滞りなく遂行できたことや集まって頂いた事に対し、参加者へ感謝の言葉を伝えてください。
その後、二次会が予定されている場合はその後の案内も併せて幹事が行う必要があります。
二次会の会場や移動手段を伝えるのを忘れないようにしましょう。

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まとめ

挨拶は準備していれば怖くない

歓迎会の挨拶は事前に準備をしておけば怖くないとお分かりいただけたでしょうか。
逆に、お店の手配に忙しくて挨拶をお願いしていない、なんて場合はその場でお願いしなくてはならず、会が失敗する可能性も大いにあります。
会が円滑に進み、笑顔で終わりを迎えられるかどうかは、幹事の準備にかける努力次第! 事前にきちんと打ち合わせなどをしておき、当日になって慌てないように進行できるようにしましょうね。

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