【要注意!】民泊でよくあるトラブル事例

民泊新法が施行されるなど、何かと話題の「民泊」ですが、民泊を運営するホストと利用するゲストに知っておいてほしいトラブルの事例があります。今回は民泊で起こりうるトラブルの事例と対策方法についてご紹介します。

民泊で起こりうるトラブル


民泊で起こりうるトラブルは、

運営する【ホスト】と利用する【ゲスト】、どちらの身にも降りかかる可能性があります。

すでに民泊を始めている、もしくはこれから始めようと考えているホストのみなさん。

旅行先で民泊を利用しようと考えているゲストのみなさん。

「わたしはそんなトラブルには巻き込まれないだろう……」なんて油断は大敵ですよ!

事前にどのようなトラブルが起こりうる可能性があるのか知っておくだけでも対策になります。

民泊のトラブル事例を【ホスト編】【ゲスト編】とに分けていくつかご紹介しますので、

一度確認してみてくださいね。

 


【ホスト編】民泊のトラブル事例!


▼部屋に置いてあるものが破損

民泊では部屋の中に、自分で用意した家具や家電、インテリア用品などを置く必要があります。

利用者に悪意がなく、手が触れて棚から落ちたものが壊れてしまう……という可能性も充分にありえますよね。

なので、民泊で使用する室内の中に大切にしているものを飾ったり、

壊れやすい物を備品として設置するのはやめましょう。

もし大切なものをゲストに壊されてしまって弁償してもらおうと思っても、

大切なものを置いておくほうに責任があると言われてしまったら太刀打ちできませんよね……。

家具や家電などはあまり高価なものにしないなど工夫する必要があります。

 

▼騒音などによる近隣とのトラブル

ゲストがひとつの部屋に複数人で泊まっているとき、

ついつい騒いでしまって近隣住民からクレームが入ることもあります。

特に深夜から早朝にかけて、近隣の住民が眠っている時間の騒音がトラブルに繋がりやすいようです。

騒音の被害が広がりすぎると、民泊の運営が継続できなくなる可能性もあるので充分気をつけてください。

 

▼ゴミの捨て方

民泊には、日本人だけでなく海外からの旅行者が宿泊するケースも多くあります。

日本と海外では文化も違えばルールも違うのが当たり前なので、

ゴミ出しのマナーなどがトラブルになることも多いようです。

特に分別などはしっかりとルールを理解していないと難しい場合もありますので、

ゴミをゲストに捨てさせない、もしくは持ち帰ってもらうなどの方法を取るのが良いでしょう。

このようなトラブルで近隣住民や住居の管理組合からクレームがあった場合、

責任を取るのはホストになるので、苦情やクレームに繋がらない運営を心がけましょう。

 

▼備品の盗難

ゲストが部屋の備品を持ち帰ってしまう盗難被害もあるようです。

アメニティとして用意したものの他に、予備としてしまっておいた備品がなくなっていたり、

バスタオルやスリッパ、洗剤などがなくなっていたり……。

または、部屋に置いてあるものを勝手に外に持ち出して紛失してしまうなどの被害もあるようです。

備品の持ち帰りに対しては罰則を設けるなど、事前の対策が必須です。

 

▼宿泊人数に関わる虚偽申告

宿泊人数で宿泊料を計算する場合、ゲストが宿泊人数を虚偽の人数で申告していて、

実は予約をもらった人数よりも多く宿泊していたという事例もあります。

この場合、支払われるはずの人数分の料金がもらえない、必要以上に備品を消耗されてしまうなど、

ホストにとっては損になってしまいます。

宿泊人数に嘘がないか、あった場合は追加で料金を支払う必要がある旨を伝えておくのがベターです。

 

 


【ゲスト編】民泊のトラブル事例


 ▼場所がわからず迷子になる

民泊は住宅街にあるケースも多く、写真や地図を見ても場所がわからず

迷子になってしまうゲストがいます。

事前にホストと連絡を取ることができるのなら、最寄駅からの行き方などを聞いておくのが安心です。

迷ってしまって違う住居に不法侵入してしまっては

更なるトラブルに発展しかねないので、注意が必要です。

 

▼予約時の条件と当日の様子が異なる

ゲストとして一番困ってしまうのが、予約時の条件と実際の様子が異なることではないでしょうか。

宿泊内容はもちろん、事前に見た外観や部屋の写真と実際に見た部屋の様子が全然違うとなれば問題です。

ホスト側で、本当は築30年ほど経っていて新しいとは言えない部屋なのに、

民泊専用のサイトには新築時の写真を利用していたという場合もあります。

きれいな部屋に泊まれるとワクワクして訪れてそんなことがあったらガッカリなので、

予約条件だけでなく部屋の様子についても確認をしておくようにしましょう。

 

▼部屋の設備や備品が整っていない

民泊はホテルや旅館のように、宿泊に関する設備やアメニティが完璧に揃っているわけではありません。

宿泊先によってはドライヤーなどが備え付けられていない場合もあり、

必要なものを持参しなければいけないこともあります。当たり前ですがルームサービスもないです。

また、部屋に入ってから電気が切れていてつかなかったり、水が出ない、設備が故障しているなど

管理体制が良くない部屋だと、宿泊する上で困ってしまうようなトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

 

▼ホストと連絡が取れない

ホストが個人で民泊を運営している場合に多いですが、必ずしも24時間連絡が取れるわけではありません。

・ホスト側の仕事の都合

・早朝や深夜

などは、連絡を取りたい状況であっても連絡を取れない場合があります。

部屋のカギを現地で受け取る場合など、ホストと連絡が取れないと円滑に民泊利用が進まないですよね。

時間の勘違いなどでトラブルになることもあるので、

ホストとは事前にある程度の連絡は済ませておきましょう。

 

【要注意!】民泊でよくあるトラブル事例

 


民泊トラブルの防ぎ方


ホスト、ゲスト共にトラブルには巻き込まれたくないですよね。

そこで、民泊運営や利用をするうえでトラブルに巻き込まれないようにするための対策をご紹介します。

 

◇ハウスルールを設置、確認

ホスト側が民泊利用の注意点をまとめた「ハウスルール」を設置しましょう。

ハウスルールを設置することが、民泊でのトラブルを防ぐ第一歩です。

ハウスルールには「こんなに細かく!?」 と大げさに感じるくらい、注意点を書くのがポイントです。

玄関に入ったところから、部屋の使用、退出までに関する項目について明記しましょう。

・玄関

・キッチン

・バスルーム

・ベッドルーム

・ゴミの分別

など、事細かに書いておくことが重要です!

できるだけ細かいハウスルールを作成することで、

民泊を利用するゲストもわからないことをいちいち聞く手間がなくなり助かります。

また、海外の方が利用することを考えて、

ハウスルールは日本語だけでなく英語にも対応したものを作成してください。

英語以外にも中国語や韓国語、フランス語などできるだけ多くの言語を取り扱うと◎。

 

◇ルール違反に対する罰則

ハウスルールを違反した場合、部屋の一部を破損した場合など、

ホスト側が対応しなければいけないトラブルに対して、罰則を定めておきましょう。

 

・近隣からクレームがきたら○○円

・予約人数の虚偽を見つけたら追加料金

・禁煙の部屋での喫煙は即退去

 

など、ルール違反をした場合には何かしらの罰則があることをゲストに伝えておくと

トラブルを防ぐのに有効的です。

ルール違反に罰則があることを事前に伝えておくことができれば、

利用者側もルール違反に対して気を使うようになるはずです。

 

◇評価やレビューだけで宿泊先を決めない

ゲストのみなさんは、民泊専用サイトの評価やレビューだけを見て宿泊先を決めるのではなく、

気になる点があればしっかりとホストに確認をしてから利用を決めましょう

ゲストのトラブルで多いのは「宿泊したら、事前に見ていた情報と違った」というものです。

そのようなトラブルを防ぐためにも、評価やレビューだけで決めてしまうのはやめましょう。

 


民泊トラブルに関するまとめ


民泊で起こりうるトラブルについて、ホストとゲストそれぞれの視点でまとめてみました。

参考になったでしょうか?

民泊の運営や利用を考えているみなさん、トラブルには充分気をつけてくださいね。

 

【要注意!】民泊でよくあるトラブル事例

 

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