【民泊運営を始めたいホスト必読】近隣トラブルにならないための対策!
海外では「一般の旅行客を自宅に宿泊させて宿泊料をもらう」という民泊が流行しています。
最近は日本でも民泊事業を運営して、訪日してきた外国人の旅行客から宿泊料をもらっているという方が増えてきています。
東京オリンピックで見込む訪日外国人数と、ホテルの数が比例してない問題を緩和するために、日本でも民泊新法の施行やシェアリングエコノミーが当たり前となってきています。
しかし、ホテルや旅館のようにホスト側が規則やルールを明確に定めていないことが多いので何かとトラブルが多いようです。
この記事では、別荘や所有マンションをホストとして貸し出してみたいと思っている、これから民泊運営を始めたいホストの方々が気を付けたい民泊に起こりやすいトラブルとその対策を紹介します!
特に最近、トラブルが起きやすいのはマンションの一室をホストの方が貸し出している場合の近隣トラブルです。
管理組合が民泊運営を禁止するマンションも増えてきているので、対策をしっかりして、民泊禁止物件にならないように注意しましょう!
目次
【民泊のトラブルが起きる原因とは】
民泊とは「一般の住宅を利用した、ホテルや旅館とは違う新しい宿泊サービス」のことです。
その民泊で起こりやすいトラブルの主な原因は2つ。
・法の整備が追いついていない
・外国人利用者との文化の違い
法の整備に関しては現在、国が対策を行っていますが、外国人との文化の違いはしっかりと民泊事業を運営するために準備をしていれば防げます。
では実際にあった民泊トラブルを踏まえながら、対策を見ていきましょう。
【トラブルポイント1:外国人宿泊客との文化の違い】
とても簡単な例ですが、「お部屋の中は土足厳禁」。
日本では当たり前のことですが、この文化は世界では少数派です。
日本でも、ホテルでは土足なことが多いですよね。
逆に民泊物件では、土足OKにするのはなかなかリスクがあります。
私たちにとっては当たり前のことが、そうでない場合が多いのが外国人宿泊客との文化の違いによるトラブルが多い理由です。
じゃあ、日本人専用の民泊物件にしよう!と思っても、まだまだ国内利用は普及していないのが現状です。
民泊運営において、外国人宿泊客の受け入れ・また外国人宿泊客へのわかりやすいルールブックの作成は必要不可欠です。
できるだけ多くの訪日外国人の宿泊施設利用を受け入れられるよう、事前に色んな国の言葉でガイドブックなどを作るなどして、外国人でもわかりやすいハウスルールを作っておくと良いでしょう。
【トラブルポイント2:利用者による破損】
事例1:宿泊客が民泊のお部屋内でパーティーを開いており、騒ぎ過ぎた宿泊客が3万円相当のツボを落とし破損していまいました。
これはオーナーと宿泊客との間で損害賠償問題となりました。
このようにお部屋内の備品や飾りつけが壊されたり、持ち帰られたりする可能性があります。
『破損を防ぐ為の対策』
1、壊されたくないものをお部屋内に置かないようにすること!
2、万が一のために保険に入っておくこと!
民泊という文化はまだまだ新しいものなので、どの保険に入ったらいいのかわからないですよね。
ですが、民泊の増加に伴い、大手でも民泊専門の保険が新たに始まっています。
参照:https://minpaku-hoken.jp/
【トラブルポイント3:騒音による近隣トラブル】
事例2:「夜中でも部屋から騒ぎ声がする」や、「深夜にキャリーバッグを引く音がうるさい」などで近隣住民から苦情がありました。
宿泊客がお部屋内でドンチャン騒ぎをして近所住民とトラブルになることもあります。
マンションの一室を民泊運営で利用する場合などは気を付ける必要がありますね。
一軒家の場合でも、車の駐車の仕方や駐車場所などで近隣トラブルが起こる場合があります。
このような事態になってしまっては今後民泊ができなくなってしまいます。
見ず知らずの人を宿泊させるというのはホストの方にとっても不安だと思いますが、近隣住民の方にとっても
見ず知らずの人がマンション敷地内に出入りしているというのは不安要素となるものです。
しっかりと対策をして、トラブルが起きないようにしたいですね。
『騒音問題を防ぐための対策』
1、事前に宿泊客にしっかりとルールを伝える
予約の段階や前日や当日などお部屋に入る前にしっかりと「クレームになる可能性があるので朝や夜間の騒音に気をつけてほしい」と事前に伝えておきましょう。
2、苦情が入った場合の罰則を決めておく
多少、厳しいかな?と思うくらいのルールを決めておき、宿泊客に注意喚起しましょう。
【トラブルポイント4:物件内についてしまった臭い】
禁煙の部屋として提供しているのもかかわらず宿泊客がスペース内で喫煙をすることがあります。また、キッチン付きのスペースだと、たこ焼きなど臭いの強い料理をされる場合があります。
せっかくの綺麗なスペースにタバコの嫌な臭いなどがついてしまうと、その後の利用者からクレームの原因となり、以後そのお部屋を提供できなくなったというケースもあります。
『喫煙を防ぐ為の対策』
1、予約の際に禁煙である旨を伝えておく
喫煙か禁煙か確認しない宿泊客が多いので事前にしっかりと伝えおきましょう。
2、お部屋のわかりやすいところに張り紙などを貼っておく
万が一喫煙をした場合はハウスクリーニング代を請求する旨も伝えておきましょう。
【まとめ】
このように民泊には様々なトラブルがあります。こんなトラブルに遭わないためにもしっかりと民泊のルールや規則などを決めておきましょう。
また万が一トラブルが起こった場合の対策も明確にしておくことで防げるトラブルも多いですから、少し厳しめの罰則なども決めておくと良いでしょう。
都内の宿泊施設不足は、オリンピック開催への問題点の1つとして考えられるでしょう。
そこに、管理会社やマンションの管理人の空き部屋対策をしたいという問題点がちょうどマッチして流行したのが民泊だと思います。
問題点を解決してくれる「住宅の宿泊施設利用」ではありますが、管理方法が難しいのも事実です。
事例をもとに対策をしっかりして、空き部屋対策として利用していきましょう。
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