【初心者でもわかる】ワークショップの手法
ワークショップとは
イベントなどで、ワークショップという言葉を耳にすることがありますが、実際にワークショップとはどんなことをしているのでしょう。
ここではワークショップを行うメリット・デメリットや、セミナーとの違い、講師としてワークショップを行う際の手法についてご紹介します。
はじめに、ワークショップとは、参加・体験型のセミナーのことを言います。実際に自分が何かを作ったり、音楽などの体験型セミナーをワークショップという場合が多いです。
ワークショップは能動的に学ぶ場ということですね。
ワークショップの意味を理解したところで、次にワークショップにおけるメリットとデメリットをいくつかご紹介します。
ワークショップのメリット
そもそもワークショップに参加して得られるものはどんなものがあるのか、気になりますよね。
参加者たちはどんな目的を持ってワークショップに参加しているのでしょうか?
そんな疑問を解決するために、まずは、ワークショップを行うメリットをご紹介します!
1.能動的・自発的になれる
ワークショップはあくまで参加・体験型のセミナーです。
自ら進んで参加することで、自分で考え行動する力がつきます。
一方的に話を聞くだけではない場で、能動的・自発的に行動することができるのが大きなメリットです。
また、参加者と交流や意見交換することができるので、わからないことや知らないことは講師や他の参加者に教わることができます。
2.実感が湧きやすい
ワークショップはただ講師の話を聞いて終わりではなく、自ら参加・体験するのが特徴です。
何らかのテーマ(料理、演劇、音楽など)にそって進んでいき、実際にテーマについて体験をすることで、話を聞いただけでは覚えられなかったことも実体験を通してすんなり覚えられることがあります。
体験して、そのうえで考えることでテーマについて実感を得ることができたり、そのときに感じた感情を後から思いだせることもあります。
3.気持ちを共有できる
参加者同士の悩み、意見はもちろん、達成感も共有できるのがワークショップの良いところと言えます。
参加者が積極的に協力し行動することで、より団結感や達成感が生まれて、これも話を聞くだけの受動的なセミナーでは得られないメリットです。
4.コミュニケーション能力がつく
ワークショップでは、その場で初めて会う方や普段あまり関わりのない方と接触することがあります。
そのため相手に伝わりやすい話し方を考える必要があり、そういった考えを続けることでコミュニケーション能力を高めていきます。
ワークショップのデメリット
メリットがあるならもちろんデメリットもあります。
でも事前に把握しておけば、あと紹介する点を気をつけておけば大丈夫です!
デメリットを知っておいて、有意義な時間を過ごしましょう♪
1.成果が達成感に紛れてしまう
一番もったいないのは、成果が達成感に紛れてしまうことです。
何かを成し遂げただけで終わりではなく、どのような成果を出すことができたか、しっかりと確認するようにしましょう。
2.満足感だけで終わってしまう
ワークショップに参加して「楽しかった」というだけで終わらせてしまいがちです。
ワークショップ中も、参加後もどんな学びがあったか復習することが大事です。
ワークショップのメリットとデメリットについてご紹介しました。
参加者も主催者もメリット、デメリットを知っておくことでより有意義なワークショップを作りあげることができそうですね。
セミナーとは異なる?
セミナーとは
ワークショップとセミナー、似たような意味で捉えがちですが、実はちょっとした違いがあるので説明いたします。
セミナーとは、少人数を対象とした講習会のことです。
講演会よりも規模は小さく、講師と受講者の間で質疑応答が行われるケースが多く見られます。
セミナーとワークショップどんな違いがあるのか、この説明だけじゃわからないことも多いと思います。
なので、具体的にどのような違いがあるのかという点についても説明しちゃいます◎
ワークショップとセミナーの違いは?
ワークショップが参加・体験型であることに対して、セミナーはというと、
・講師の講演がメイン
・基本的に受身である
ワークショップの大きな違いとしてはこの2つがあげられます。
ワークショップは参加者同士の交流がありますが、セミナーでは講演中にそのような時間があることはほぼありません。
また、基本的に講師の話を一方的に聞くのがセミナーで能動的・自発的行動が求められるワークショップとは異なります。
【簡単】ワークショップの手法
ここまではワークショップの概要的な部分に触れて来ました。
では、実際に講師としてワークショップを開催するとなると、ルールはもちろん手法や手順を知っておかなければいけません。
ただこの手法や手順、意外と簡単なんです。
そこで、ワークショップの様々な手法についてまとめてみました♪
ワークショップの基本ルール
ワークショップをするうえで必ず守ってほしいルールを紹介します!
複数人で集まって行うワークショップですので、しっかりルールは守って参加者全員で楽しめるものにしましょう!
1.守秘義務
ワークショップの場で話し合ったことをグループの外に持ち出すのはやめましょう。他人が話したことを許可を得ずに外で話して喜ぶ人はいません。安心感ある雰囲気の中で話すためにも、守秘義務を守ることは絶対で。
2.無理強いをしない
参加者はやりたくないものに無理に参加する必要はありません。また、参加を強要してもいけません。参加をしないときは「話を聞くことで参加します」と周囲に説明し了解を得ましょう。
3.独壇場にならないようにする
誰か一人がその場を独占しないようにしましょう。特定の人だけが楽しくても意味がありません。時間も限られているので、なるべくたくさんの人の意見や考えを聞くように意識しましょう。
4.思想的な話を押しつけない
政治や宗教などの考え方には個人差があります。自分の考えを一方的に押し付けてしまうのはやめましょう。
ここまでがワークショップの基本ルールです!
ルールは開始前に参加者全員と共有しておくとスムーズですよ♪
そして次はワークショップ手順を確認しましょう!
ワークショップの手順
では、実際にワークショップをどうやって進めて行くのがいいのか、その手順について簡単にご紹介します。
①アイスブレイク
→自己紹介や簡単なゲームをして緊張を和らげます。
②グループ分け
→誕生日、出身地、年齢など分けランダムでグループを作ります。
③グループで自己紹介
→グループに分けられたら再度そこでも自己紹介をします。
④役割分担
→進行、発表、記録などの役割を決めます。
⑤テーマについての考えをカードに記入
→各自の考えを1カードに1つずつ記入していきます。
⑥グループで意見交換後、まとめ
→カードに書いた各自の考えについて意見交換、カードの内容を整理して紙やホワイトボードにカードを貼りつける
⑦発表
→カードをまとめたものを参加者全員に見せながら発表する。
ワークショップはこのような手順で進行することが可能です。
これは手順の一例なので、慣れてきたら他の手順を考えて行ってみるのも良いかもしれません!
場面別ワークショップの手法例
ワークショップ内で使える手法は様々です。
今回は場面別に使える手法例についてご紹介したいと思います!
場面① 緊張をほぐす(アイスブレイク)
手法例 自己紹介、他己紹介、ゲーム、クイズ
場面② 考えを引き出す
手法例 シミュレーション、ロールプレイ、フィールドワーク、ハンディキャップ体験
場面③ 考えを広める
手法例 フリーディスカッション、バズセッション、エンカウンター、パネルディスカッション
場面④ つくりあげる
手法例 ファシリテーショングラフィック、演劇づくり、ラベルワーク
場面⑤ 共有する
手法例 グループ発表、ポスターセッション、手紙交換
場面別で使えるワークショップの手法いかがですか?
ワークショップの手法は1つだけじゃなくたくさん種類があるので、ぜひ色々な方法を試してみてください。
ワークショップに使用できるレンタルスペース
ワークショップの手法やルールについて説明をしてきましたが、いざ開催するとなると会場選びに困ってしまうなんてことも……。
そんな方にはレンタルスペースがおすすめです!
レンタルスペースなら、人数や用途に合わせてお好みのスペースでワークショップが開催できます。
おすすめのレンタルスペースを紹介するので参考にしてみてください☆
四谷三丁目グラッドスペース 3F(旧サロンド萩)
完全個室で飲食の持込みOKです。お部屋も広くてワークショップにぴったりのスペース♪
【最寄駅】四谷三丁目 3分 信濃町 7分 曙橋 9分
【料 金】2,000円/時間~
この会場の詳細を確認する
10°SPACE
ホワイトボード・液晶・プロジェクターを完備しているので、芸術系のワークショップや映像を使いたいと思っている方におすすめです!
【最寄駅】高田馬場 2分 目白 7分 西早稲田 9分
【料 金】2,000円/時間~
この会場の詳細を確認する
品川ワークショップ会場
教育研修会社がプロデュースしたスペースでワークショップや研修利用に最適です。
【最寄駅】品川 3分 泉岳寺 9分 北品川 9分
【料 金】12,000円/時間~
この会場の詳細を確認する
ワークショップのルールや手法についてのまとめ
ワークショップについてまとめましたが、意味や手法について参考になりましたでしょうか?
ワークショップは意見交換や考えを広げるための手法がいっぱいあります。
せひこの記事を参考に、参加者も開催者もワークショップで有意義な時間を過ごしてもらえたら嬉しいです!
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