【トランクルームの選び方】メリット・デメリット・注意点などを徹底解説！
企業から個人まで様々な人たちが【トランクルーム】をレンタルする時代となりましたが、まだ【トランクルーム】を活用したことがない人も多いはず。レンタルしたことがない人たちは、何を基準に選べばいいのか分からず、結局決められないという悩みを抱えているようです。
そこで、そんな方々のために【トランクルーム】のメリットやデメリットに加えて、選び方の注意点などを徹底解説！
自分にピッタリのトランクルームを選ぶ参考にしてくださいね。
目次
トランクルームとは？
そもそもトランクルームとは、普段あまり使用しないような荷物を収納することが出来るレンタルルームのことです。
駐車場のように利用者と事業者が契約を結び、利用者が事業者に料金を支払い、倉庫として利用することができます。
トランクルームの種類
トランクルームは用途や形態によって種類が異なります。
トランクルームは大きく分けて3種類に分類されます。
まず、倉庫業者が運営しているトランクルームがあります。
トランクルームを管理・運営する業者は国土交通省の登録がされている必要があります。トランクルームにはスタッフが常駐しており、荷物の出し入れは登録業者のスタッフが行います。警備体制も整っている為、自宅などの個人管理の場所では保管できないような荷物の管理を委託することができるのです。
次にレンタル収納スペースです。
こちらは不動産賃貸業者が運営しています。レンタル収納スペース専用の建物がある場合と、マンションや店舗などの建物の一部に設置されている場合があります。警備体制はトランクルームほど万全ではなく緩い印象です。自宅の収納スペースが足りないためレンタル収納スペースが活用されています。趣味に関連する道具などをしまうケースが多いそうです。
そして最後は屋外コンテナです。
こちらもレンタル収納スペース同様、不動産賃貸業者が運営しています。レンタル収納スペースの規模を大きくしたものと考えていいでしょう。屋外のコンテナに物品を収納する形になります。警備体制が緩いので荷物の出し入れが比較的自由に行うことができます。
どんなものを預けているの？
トランクルームには基本的に自宅や事務所の収納に収まらないものが預けられています。
預けられている物品は人によりけりです。
引っ越しや出張などで長期間家を空ける際に家賃を払い続けるのはもったいないという人が、一時的に家具や家電をトランクルームに預けるというケースがあるそうです。トランクルームを活用することにより、家賃を支払うより出費が抑えることができます。
また、災害時の備蓄をトランクルームに保管しているという人もいます。自宅が災害の被害にあったとしても備蓄を分けて保管することにより、リスクを分散できるというメリットがあります。
捨てられないけど自宅収納に収まりきらなかった思い出の品や、スキー板やスノーボードなどオフシーズンは使用しないものをトランクルームに預けている人も多いです。
トランクルームのメリット・デメリット
一見便利なトランクルームですが、デメリットももちろんあります。
メリットとデメリットをそれぞれチェックし、トランクルームを効率的にに活用できるよう工夫してみるのがいいかもしれません。
トランクルームを利用することによるメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
空いたスペースを有効活用できる
なんと言ってもトランクルームの最大のメリットは、自宅の収納が空く為有効活用できるという点です。
使用頻度の高いものは自宅に収納、オフシーズンのものや捨てるに捨てられない思い出の品など使用頻度の少ないものはトランクルームに収納といった使い方ができます。
不要なものを家の外に保管することにより、自宅に収納している使用頻度の高い物品の出し入れがスムーズになる上、収納にゆとりができる為、物品の整理整頓がしやすくなります。
長期間でなくて短期間でも利用できる
そして意外なことに、トランクルームは短期間でも気軽にレンタルすることができるのです。トランクルームによっては、最短1日～年単位など必要に応じた期間のみレンタルができます。
家賃は月単位で掛かってしまうのに比べ、トランクルームは短期間からレンタルできるので柔軟性があります。必要以上に長期間借りなければいけないということがないので、無駄な出費を抑えることができるのが嬉しいポイントです。
毎月の利用料金が発生する
デメリットというほどではありませんが、サービスを利用するので当然ながらトランクルームの利用料金が発生します。今まで自宅に何とか収納してた人にとっては、出費が少しもったいないと感じるかもしれません。用途に合ったサイズのトランクルームを選ぶなどして出費を最小限に抑えるなどの工夫が必要です。
自宅から遠いと不便
どんなに安くて広いトランクルームがあっても、自宅から離れた位置にあっては不便です。トランクルームに収納する荷物を遠く離れた場所に移動すること自体大きな手間となってしまいます。これでは元も子もありません。荷物の運搬が楽に済むように、自宅近くのトランクルームをレンタルした方がいいでしょう。
トランクルームの選ぶ際の注意点
一口にトランクルームと言っても、立地や管理している業者が異なれば品質も異なります。
トランクルームにも若干個性があるので選ぶ際は注意しましょう。
トランクルームを選ぶ際に注意すべきポイントをご紹介します。
保管環境を確認する
トランクルームに預けるものによって必要な保管環境は異なります。
衣服や本などを湿気の多い場所に保管すると、カビが生えて不衛生な状況になってしまったり、物品が傷んでしまうことがあります。湿気に弱いものを預けるのであれば、屋内型の空調設備の整ったトランクルームを選ぶべきです。
預けられないものもある
様々なものが保管できる便利なトランクルームですが、預けられないものもあります。
例えば長時間放置すると腐敗してしまうもの、例えば食べ物や生花は衛生管理上保管ができません。
また、トランクルーム内でペットを飼育することもNGです。生物は原則持込み禁止です。
また、現金や重要書類などの貴重品をトランクルームに保管するのも避けるべきです。警備体制が整っているところでも盗難のリスクはゼロではありません。トランクルームよりも貴重品の保管に適した施設に収納した方がいいでしょう。
また、ガソリンや灯油など発火する可能性があるものも預けられません。火事になってしまった場合大変悲惨です。ストーブなどを収納する際は必ず灯油を抜き乾いた状態で保管しましょう。
出し入れが不自由な場合がある
トランクルームの立地によっては出し入れがしずらい場所もあります。
大きな荷物を移動させる際多くの人が車を利用するかと思いますが、駐車できないトランクルームの場合運搬が大変です。駐車場や路上駐車ができるトランクルームの場合は側に車を停めれば運搬する距離が短く済みます。
逆に言うと近くに駐車できない場合は重たい荷物を人力で移動させなければいけないので出し入れが不自由になってしまします。駐車場所の有無はチェックしておいた方が安心でしょう。
料金の相場
トランクルームの料金ですが、立地条件や規模、設備によって様々です。
トランクルームの料金相場は月額2,000～50,000円程度になります。
広さがあればその分料金は高くなりますし、住宅街や繁華街の中にあるトランクルームは料金が高めに設定されています。
様々な条件と予算を天秤にかけてちょうどいいトランクルームを探してみましょう。
トランクルームの利用に関するまとめ
上手に活用すれば様々なメリットのあるトランクルームですが、選び方を間違えると苦労することもあります。
何を自宅から運び出してトランクルームに保管するかによります。トランクルームに保管するものを具体的にイメージしてシミュレーションすることで失敗を防ぐことができます。
トランクルームを有効活用して自宅をすっきり綺麗に整頓してみてはいかがでしょうか。
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