勉強会とは? 運営者が気をつけたい5つのこと

いたるところで開催されている「勉強会」ですが、はたして勉強会とはいったいどのような意味があるのでしょうか。そんな気になる疑問にお答えします。また、勉強会運営のポイントについてまとめてみました。

勉強会とはどのようなものか説明することできますか? 実際に勉強会に参加したことのある人でないと、わからない言葉のような気がします。

ここで言う勉強会とは、夏休みや冬休み、テスト前などに学生が集まって勉強することではありません!

社内や社外で不定期に開催されている、社会人向けの勉強会のお話をしたいと思います。

もちろん、勉強会がどのようなものかすでに知っている人も多いかと思いますが、知らない方のために説明します。

 

共通の目標や関心事を持つ人が定例的に集まり、議論して学ぶための会合。

引用元:goo辞書

です。

ただ勉強をすることが目的なのではなく、テーマに沿って議論して学ぶことを目的としたのが勉強会ということです。

 

勉強会では同じような職種で同じような物事に興味関心のある人たちが集まる場でもあり、単純に勉強というよりは情報交換ができる場として考えても良いでしょう。

 

ここまでの説明を呼んで「それってセミナーとは違うの?」と疑問に思った方のために、勉強会とセミナーの違いについても触れておきたいと思います。

勉強会を主催する人であれば、セミナーとの違いを把握しておくことで勉強会の目的をしっかりと果たすことができるはずなので、チェックしてくださいね!

 

勉強会とセミナーの違い

勉強会とは? 運営者が気をつけたい5つのこと

①進行の仕方

セミナーは講師が参加者に情報や知識を与えるのに対して、

勉強会は講師が課題項目(アジェンダ)を用意して、参加者で情報や知識を持ち寄る

②講師に求められる力

セミナー講師は自分の持つ情報や知識、ノウハウを参加者が実践できるよう伝える、

勉強会は参加者から満遍なく意見を聞き、うまくまとめるリーダシップが必要

 

勉強会とセミナーには大きくわけてこのような違いがあります。

セミナーは基本的に講師の話を参加者が聞く一方通行なイメージですが、勉強会は講師と参加者全員で作り上げていきます。

 

勉強会をやる意味

そして、勉強会とはどのような意味をもって開催されるのかということも覚えておきましょう。

  • 学ぶきっかけづくり
  • 情報交換
  • 知識の共有

主にこのようなことが意味としてあげられます。情報交換や知識の共有は特に大事なポイントです。自分だけ情報を独占するのではなく、参加者同士で共有することでより良いサービスや技術の向上につながっていくと言えます。

 

勉強会運営のポイント5

勉強会をスムーズに運営するためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。

大切にしてほしいポイントを5つピックアップしてご紹介するので、運営をする際はぜひ参考にしてみてください。

 

①目的は事前に共有する

勉強会のそれぞれの目的は関係するすべての人たちに“事前に”共有しておきましょう。

「なんのために行うのか」という点が不明瞭だと、そもそもその勉強会に参加すべきかというのも悩んでしまいますし、参加したはいいものの自分の望んでいた目的と違うと感じてしまったらその参加者にとって全く意味のない時間になってしまいます。

「どうしてこのテーマで勉強会を行うのか」「どうやって学ぶのか」といった点は最低限、事前に明確にし共有しておく必要があります。

②すぐに活かせる内容にする

勉強会で扱うテーマは、すぐに実践可能なテーマだと良いでしょう。いま取り組んでいるプロジェクトに関するテーマなどを扱うとすぐに学んだ内容を活かすことができるので、参加者がすぐに効果を感じることができます。

また、参加者のレベルに対応していないテーマを扱うのも避けましょう。テーマに関して初心者の方に向けて勉強会をするのなら、初心者でもその場で実践できるような簡単な内容を組み込むのがおすすめです。

③同じようなスキルの参加者を集める

参加者を集める際はできるだけ同等のスキルをもつ参加者を集めることをおすすめします。参加者のスキルにあまりに差がありすぎると、ディスカッションをしてもスムーズに進まないなんて事態もありえます。

ただし、スキルの高い人が低い人へ教えるという形式を取るのなら問題はありません。そこで注意してほしいのは、スキルの高い人よりもスキルの低い人が多くならないようにすることです。スキルの高い人の中に低い人が少し混ざっている程度であれば、その人に対してみんなで教えながら進めることができます。

④事例を交えて話す

実際の事例や体験談を交えておこなう勉強会は参加者にとっても、イメージがつきやすく効果を得やすくなります。成功事例はもちろん、失敗事例を話すのも大切です。失敗事例を話すのならなぜ失敗したのか、「こうすればよかった」「こうすべきだった」という点も踏まえて話すとより効果があります。「みなさんならどうしますか?」と質問を投げかけて考察しアイデアを出す時間をつくっても良いでしょう。

⑤”体験”する時間をつくる

勉強会とは? 運営者が気をつけたい5つのこと

体験や作成の時間をつくると勉強会がより効果的なものになります。ある物事をひとつの例として取り上げ、ポイントごとに「ここでは何をすべきでしょう」など質問を投げかけていくスタイルです。クイズのように盛り上がることができるので、楽しく記憶にも残る学習が可能です。

さらに何かを作成する時間をつくるのもおすすめです。課題にたいしてツールや企画書、マニュアルなどを作成しアウトプットとして形に残す時間を取ると有効的です。作成は個人ではなくチームで行えば情報交換などがよりはかどりますよ。

 

勉強会運営でやってはいけないこと

批判や否定をする

講師、参加者ともにお互いの意見に批判や否定的な意見をぶつけあうのは禁止です。基本的なマナーとして心得ておいてほしいことなので、勉強会開始前に注意事項としてアナウンスしても良いかもしれないですね。

②全てを覚えてもらおうとする

テーマに対して100%覚えてもらおうとすると、時間内にパンパンに内容を詰め込む必要があります。覚えてほしいことが10コあったとしたら、「勉強会の時間内で覚えてほしいことは5つ、あとの5つは個人的に勉強してくださいね!」 といったような説明をして必ず覚えてほしい項目をしぼって勉強会を進めることをおすすめします。

③目的が勉強以外

勉強会と言っているのに目的を勉強以外に置くなんて、そんなことしないと思っているかもしれませんが気づいたら目的が逸れてしまって勉強以外を目的に置いてしまっているなんてこともあります。

このパターンに特に多いのは、社員の意識向上を前提に考えている場合です。参加者にとってはそんな理由では特に参加する必要性を感じることもなく、参加したとしても効果としてあらわれることが少ないと思いましょう。

④参加への自由度が低い

勉強会とは? 運営者が気をつけたい5つのこと

勉強会への参加は基本的に有志であることがベターです。強制参加の勉強会は参加者のモチベーションに繋がらないのでやめましょう。

 

勉強会におすすめのスペース

勉強会を運営するにあたって、場所選びに困っている運営者もいるのではないでしょうか。社内の勉強会を有志で行おうと思ってもなかなか会議室が取れなかったりするんですよね……。取れたとしても狭くて勉強会には向いていなかったり……。

 

社内の会議室が使えないなら、社外の会議室を使えばいいじゃないか!

ということで、勉強会の場所選びに苦戦している運営者のみなさんへおすすめのスペースをご紹介します。

 

NATULUCK銀座6丁目

NATULUCK銀座6丁目
NATULUCK銀座6丁目

【最寄駅】銀座 2 分  東銀座 3 分  築地市場 5 分

【料 金】4,200円/時間~

 

MIXER【会議室】

MIXER【会議室】
MIXER【

【最寄駅】新日本橋 3 分  三越前 5 分  神田 5 分

【料 金】3,000円/時間~

 

まとめ【

勉強会とはいったいどのようなもので、運営するならどんなことに注意するべきか参考になったでしょうか?

 

勉強会を有意義な時間にするためにも、勉強会とは何のためにやるんだっけ?と原点に戻り考えてみると良いかもしれませんね♪

 

 

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