シンポジウムとは?セミナー・学会との違いを徹底解明!知っておくべき服装マナーとは

シンポジウムと聞いて、正確なイメージが思い浮かぶ人は少ないのではないでしょうか。急に参加を求められたとき、服装に悩んでしまう人も多いはず。今回は、セミナーと学会との違いを明らかにしつつ、シンポジウムにおすすめの服装を紹介します!これからシンポジウムに参加する人は、ぜひ参考にしてくださいね。

シンポジウムとは?「参加者の目的」によって決まるイベントの種類

シンポジウムとは

そもそもシンポジウムとはどのようなイベントなのでしょうか。
似たような意味を持つ学会とセミナーを例に挙げ、比較しながらシンポジウムの実態について見ていきます。

シンポジウムは専門家を複数名招いて公開討論を行う

シンポジウムとは、聴衆の前で、特定の問題について何人かが意見を述べ、参会者と質疑応答を行う形式の討論会のことです(デジタル大辞泉より)。
symposiumはプラトンのシンポシオンsumposion(饗宴)に由来する言葉で、なごやかな雰囲気のなかで行われる学問上の討論会という意味も持っています。

パネルディスカッションと異なり、講演者同士で討論は行いません。
講演者・聴講者以外に、進行役の存在も欠かせません。
話をまとめたり参加者への呼びかけを行ったりと、シンポジウムにおいて欠かすことのできない役割なのです。

セミナーは講演がメイン

それに対してセミナーは、小人数を対象とした講師による講演がメインのイベントです。
討議などをまじえるケースもありますが、基本的には話を聴くことの優先度が高い調公開的な意味付けになっているため、議論の行われるシンポジウムとは少し立ち位置が異なっています。

学会はシンポジウムよりも広義の会

学会はセミナーやシンポジウムとは異なり、どちらかといえばアカデミックな立ち位置を持っているイベントです。
学者・研究者たちが互いに知識や情報の交換を行ったり、研究成果の発表をしたりするのが学会です。

シンポジウムのようにテーマが自由というわけではなく、学術的な問題の討議や研究発表を目的としているので、こちらもセミナーやシンポジウムとは全く異質な存在なのです。

初めてのシンポジウム参加、服装はどうすれば失敗しない?

シンポジウムに参加するときの服装

私服で行って浮くのも嫌だし、スーツで行って自分だけがかっちりした服でも嫌だし……と、服装選びはいつでも悩みの種です。
それでは実際に、初めてシンポジウムに参加する人に向けて服装マナーをお教えしましょう。
どの服を着ていけばよいか悩んでいる人は、要チェックです!

参加者の服装は実は何でもOK?!

実は、シンポジウムには明確な服装ルールはありません。
それは、シンポジウムが多岐にわたるテーマで開かれているためでもあります。
会場にはスーツを着ている人もいればオフィスカジュアルな人もおり、ジーパンにYシャツというカジュアルライクな人もいるくらいです。

すぐ次で書きますが、シンポジウムは種類によってドレスコードがあるので、その場合は何でもいいということではありません。
また、登壇者である場合やシンポジウムの開催が仕事で、何らかの役割を持っている場合は明確な服装ルールがあります。

ドレスコードがある場合は守って

シンポジウムが開かれるにあたり、業界の専門家が集まる固いタイプのものに参加するならば、ドレスコードが存在します。
ずばりスーツです。
公的なシンポジウムや政治的なシンポジウムでも同様に、スーツで参加するのが暗黙の了解となっています。

男性の場合はスーツを着ていれば間違いなし

男性のシンポジウム参加時のベーシックな服装は、やはりスーツです。
色やデザインにも決まりはありませんので、お洒落なシャツ・スラックス・ジャケット・ネクタイ・革靴でそろえていけば問題ありません。
夏場でクールビズを推奨しているならノーネクタイ・ノージャケット、きれいめパンツ・ジャケットでもOK。

もし行ってみて周囲が私服に近い服装なら、ジャケットを脱いでネクタイを外し、腕まくりをすればだいぶラフな雰囲気にもなれますよ。

女性はスーツかきれいめスタイル

明らかにフランクな雰囲気のシンポジウムでない限り、基本的にはオフィスカジュアル程度にとどめておくことをおすすめします。
露出が高いものはだらしなく見えてしまうので避け、きれいめコーデで決めれば間違いありません。

スーツの場合はスカート・パンツのどちらでもかまいません。
インナーに関しても白シャツである必要はないので、きれいめなブラウスやトップスを選んでOKです。
夏場はジャケットなしでも大丈夫ですが、透ける素材や色には注意をしましょう。

登壇するなら足元まで気を抜かないで!

登壇するなら足元まで気にして

もしあなたが登壇者の場合は、服だけではなく靴も気を抜いてはいけません。
足元までしっかり見えているという認識を持ちましょう。

靴は、服装とコーディネートされていることが第一のポイントです。
例えば動きやすいからといってスーツにスニーカーで来たり、女性はおしゃれだからといってサンダルで来たら、大いに目立ちます。
男性でスーツなら革靴を、女性できれいめスタイルならあまりヒールの高くないパンプスを選ぶのが無難です。
私服参加の場合でも、あまり派手なものは選ばないようにしましょう。

また、靴の汚れにも注意が必要です。
泥が跳ねていたり黄ばんでいたり、大きな擦れがあったりと、身だしなみの基本として敬遠される状態ではいけません。
靴もきれいに手入れされていることを確認しておきましょう。

受付などの役割を担っているときは服装ルールに違いあり

もしあなたが登壇者ではなく、かつ参加者でもなく、シンポジウムの運営にかかわっている場合は服装のルールが全く異なります。
受付や会場整備などの役割を担っている場合の服装ルールについても見ておきましょう。
どうしても不安な場合、参加する上司に聞いたり、同じ役割を経験したことのある同僚に確認しておきましょう。

●受付の場合

受付を行う場合は、私服やラフな格好は避けましょう。
基本的にはスーツを着用するなどして、きれいめの服装をセレクトして。
男性で少し気崩したい場合は、シャツにきれいめパンツというおしゃれルックでOKです。
女性ならきれいめカラーのシャツやブラウスに落ち着いた色のスカート・パンツを合わせておけば十分です。
念のためジャケットも持ってきておくと安心です。

●会場整備の場合

会場整備係として仕事をする場合は、フォーマルさよりも動きやすさを重視しましょう。
会場にいらっしゃったお客様を中へご案内するため、派手な服装はNG。
男女ともにパンツスーツスタイルであれば問題ないでしょう。
足元は動きやすさを考慮してスニーカー、ぺたんこパンプスが許される場合があります。

服装マナーを守りつつもシンポジウム参加を楽しんで

いかがでしたか?
シンポジウムというイベントの意味と、そこへ行くための服装ルールについてお知らせしました。
基本的に常識の範囲内であれば、ドレスコードがない限りはあまり口うるさく言われることはありません。
夜の懇親会・交流会はフォーマルでなくてOK!
シンポジウムは仕事の一環であることもあるため、取引先の人や会社の上司に見られて恥ずかしくない服装を心がければ間違いありませんよ。

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