シェアオフィスとは?増えている理由とレンタルオフィスとの違いについて徹底解説
こんにちは! レンタルスペース利用歴5年以上♪ Feeeelライターの仲野識です。
昨今のコロナウイルスの影響により、急遽テレワークを推進し始めた企業も多く存在しています。
そんな中で、大いに注目を集めているのが「シェアオフィス」の存在です。
今回は、そんなシェアオフィスについて解説していきます。
目次
シェアオフィスとは?
シェアオフィスは文字通り、「第三者と共有して使用するオフィススペース」のこと。
通常のオフィスのように、同じ社内の人間だけが作業しているわけではなく、いろいろな人と一緒の空間で仕事をします。
では、具体的に、シェアオフィスはどのように利用する場所なのでしょうか。
似ている「レンタルオフィス」との違いを比較しながらチェックしていきましょう。
レンタルオフィスとの違い
シェアオフィスの場合、決まった個室がないのが特徴です。
いわゆるフリーアドレスというもので、空いているスペースを都度探して作業します。
私物などは持ち帰る必要があるので、基本的にデスクトップパソコンなどは使えません。
ただ、その分安価で使うことができ、私が使っているオフィスも月額9,900円ほどです。
シェアオフィスと同じように、第三者とオフィスを共有で利用する場所として「レンタルオフィス」があります。
レンタルオフィスは、シェアオフィスとは異なり、契約者にひとつずつ個室が与えられ、それをオフィスとして使える場所のことです。
スペース自体はネットカフェくらいのサイズ感なのですが、他者と区切られたプライベートな空間で仕事を行えます。
シェアオフィスを利用するメリットとは
ここからは、シェアオフィスを契約するとどんなメリットがあるのかを解説します。
いくつかのポイントに分けてシェアオフィスが優れている点や契約するメリットを紹介していきますので、契約を検討している方は確認してみてくださいね。
賃料・初期費用・ランニングコストが低価格になる
シェアオフィスにおける最大のメリットは、オフィス代を最小限に抑えられることです。
個室のあるレンタルオフィスは、自分だけのスペースを占有するため月額料金が高くなってしまいがちです。
ほかのレンタル系オフィスに比べて、自分でオフィスを契約した場合に必要となる「初期費用」や「ランニングコスト」も削減できるので、シェアオフィスであれば月額料金がお得に契約できるのです。
「どうしてもデスクトップパソコンを設置したい」
「個室でなければ集中できない」
という方には向いていませんが、お金をかけずにオフィスを持ちたい方には、ぴったりと言えるでしょう。
立地が良いところを借りやすい
自分でオフィスを契約する場合、「駅から徒歩数分の場所」や「都心のど真ん中」は費用面が気になり、借りるのに躊躇する方もいるでしょう。
特にスタートアップ時は、月額料金や初期費用を抑えたいもの。するとどうしても立地条件が悪くなってしまいます。
しかし、シェアオフィスの場合は立地の良いスペースを低価格で利用可能!
なかには駅直結のビルに入っているシェアオフィスもあります。
「立地条件の良い場所で作業したい」
「電車で通うから、駅の近くのオフィスがいい」
と考えている方には、シェアオフィスが最適なのです。
住所の貸出を行っている
多くのシェアオフィスは住所を利用することができます。
住所を利用することでWEBや名刺に住所を記載できるので、ビジネスを行う際に相手に安心感を与えることができます。
※法人登記をする際の住所として利用する場合、別途料金を支払う必要があるシェアオフィスもありますので、注意が必要です。
住所を公開しますと郵便物が届くようになりますが、届いた郵便物をどう扱うかはシェアオフィスによって異なります。
・郵便局の方が直接ポストに投函して自分で取り出していただくタイプ
・郵便物を受付で受け取って自宅等に転送するというタイプ
などがありますので、一度確認しておくことをお勧めします。
会議室の利用
シェアオフィスのほとんどは会議室を設置しています。
会議室は、全員が利用できるようになっているため、自分が使いたい時間に利用できるかをよく見極めないといけません。
料金は無料で借りられる会議室が多いようです。
有料の場合は会員の種別に応じて料金が変わったりするシェアオフィスもありますので、契約時にチェックしておいてくださいね。
最近ではセミナールームや動画スタジオなどもありますので、自分のビジネスにあった会議室を提供しているかを考えて契約しましょう。
シェアオフィスを利用するときの注意点
低価格で作業スペースを契約できるシェアオフィスの魅力が理解できたと思います。
ただ、利用する際にはいくつか注意すべきポイントもあることも分かっておかなくてはなりません。
ここでは、シェアオフィス利用時の注意点をご紹介します。
契約を検討中の方は、デメリットや注意点もしっかり把握しておきましょうね。
セキュリティが弱くなる
最大の難点として、シェアオフィスの無線LANはフロア共有となっているため、ネットワークセキュリティを特に気にする業種の方、または通信量が多くネットワークスピードを気にする方は注意が必要です。
あくまでも共有での仕様になりますので、機密情報を扱うような業種の場合も利用を控えたほうがいい場合もあります。
PCモニターを簡単に見られないように工夫したり、自前のWi-Fiを準備したり、会員ではない方のドロップインが多く行われているシェアオフィスを選ばないようにすれば対策が取れるでしょう。
出入りする人のセキュリティも気になる企業も多いです。カフェなどで仕事をするよりはずっと安全とはいえ、情報の管理には注意する必要があります。
電話やミーティングなどの雑音が聞こえて集中できない場合も
シェアオフィスの特徴として、コミュニケーションの活性化があります。
そのため、どうしても避けることができないのが周囲の雑音です。
電話の会話だったり、ミーティングの会話だったりは仕事をしていると耳に入ってきてしまいます。
逆に自分の声が響いてしまうこともあるでしょう。
集中できるエリア、雑音を出してもよいエリアを分けているシェアオフィスもありますので、そちらを選ぶのがおすすめです。
どうしても気になる場合は、レンタルスペースをシェアオフィス代わりにするなどして、プライベートエリアを作ることをおすすめします。
シェアオフィスを上手に活用してストレスフリーにテレワークをしよう
シェアオフィスについてのイメージはつきましたか?
コワーキングスペースほど開放的な空間ではありませんが、シェアオフィスも利用者間でのコミュニケーションがとられる「次世代のオフィス」と呼べる場所です。
このコロナ禍のなか、自宅で仕事をするのに疲れてしまった方は、積極的に利用してみましょう。
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