通勤時間は無駄?通勤がなくなることのメリットデメリット

新型コロナウイルスの影響で、リモートワークが広く取り入れられるようになりました。 通勤がなくなったことで、メリットを感じている人もいれば、デメリットの方が多いと感じている人もいると思います。 今回は、通勤時間をテーマに、快適に働く方法などについて解説していきます。

リモートワークで通勤時間がなくなったことによって、メリットを感じている人が多い一方で、通勤がない生活になんとなく馴れない……という方が多いのも事実。
今回は、通勤時間に焦点を当てて、快適な働き方について解説していきたいと思います。

通勤時間の平均

首都圏に住むビジネスマンの平均的な通勤時間は、片道45〜1時間と言われていて、往復で1時間半〜2時間ほど通勤に費やしていることになります。
毎日2時間の通勤を1年間続けた場合、“2時間×20日×12ヶ月=480時間”
1年間のうち、20日に相当する時間を通勤にかけていることになります。

通勤時間と幸福度の関係

通勤時間と幸福度には、相関があることも分かっています。
ニッセイ基礎研究所が行った独自の調査によると、通勤時間が片道90分以上の人は、90分未満の人に比べて幸福度が低いという結果が出ています。

通勤時間がなくなることのメリット

電車の中でつり革につかまる女性

通勤時間がなくなることには様々なメリットが考えられますが、代表的なものをご紹介していきます。

通勤のストレスがなくなる

特に満員電車の中では、体力も消耗し、毎日かなりのストレスを感じて会社に通勤しなければなりません。
他にも、早起きしなければならない、暑さ寒さの中通勤しなければならないなど、通勤には様々なストレスがかかります。
リモートワークによって通勤時間がなくなることで、このようなストレスもなくなり、仕事にかけられる気力や体力もアップするのです。

感染症にかかるリスクを軽減できる

通勤中がなくなることで、不特定多数の人と会うこともなくなります。
人と接触する機会をなくすことは、コロナやインフルエンザなどの感染症対策に効果的です。

睡眠時間を確保できる

通勤時間がなくなることで、夜の時間と朝の時間を有効に活用できるようになるので、睡眠時間を確保できるようになります。
十分な睡眠をとることで、集中力や生産性アップも期待できます。
6時間睡眠を2週間続けると、2日連続で徹夜をした状態と同じになるとも言われていますので、仕事の効率をアップさせるためにも、睡眠時間をどう確保するかが大きなポイントになるのです。

通勤時間がなくなることのデメリット

電車で座って本を読む女性
ビジネスウーマン 電車 読書 撮影協力「京王電鉄株式会社」

通勤がなくなることは良いことばかりに思えるかもしれませんが、意外なデメリットもあるのです。

通勤時間にしていたことができなくなる

通勤時間を、読書や情報収集の時間に当てて有効に活用していた人にとっては、通勤時間がなくなったことで、その時間に行っていたことができなくなってしまいます。
自宅では、プライベートと仕事の切り替えが難しく、結局時間を無駄にしてしまっていることも。


運動不足

通勤は少なからず徒歩の時間があるので、通勤がなくなることによって運動不足になったと感じている人が大勢います。
家に引きこもることによるコロナ太りも、人ごとではありませんね。

起きる時間がただ遅くなるだけの場合も

通勤に使っていた時間を有効活用するのではなく、ただ、起きる時間が遅くなっただけという人も多いのではないでしょうか。
睡眠時間を確保できることも一つのメリットではありますが、これまで通勤時間を有効に活用できていた人にとっては、その時間がなくなりデメリットを感じるでしょう。

起きて仕事モードに切り替えるが難しい

リモートワークで、仕事開始ぎりぎりまで寝てしまう人は特に、起きてすぐ仕事モードに切り替えるのが難しいことも。
通勤時間がリフレッシュや気持ちの切り替えの時間として必要と感じるている人もいるようです。

プライベートと仕事の境が曖昧になる

通勤がなくなり、プライベートも仕事も自宅で行うようになると、プライベートと仕事の境が曖昧になってしまうこともあります。
いつまでもだらだら仕事をしてしまったり、仕事に集中できなかったりするのが、通勤がなくなることの課題です。

ストレスになる通勤時間の例

電車の中でつり革につかまる男性

削った方が良い“ストレスになる通勤時間”と、“有効活用できる通勤時間”のうち、ストレスになる通勤時間の例をご紹介していきます。

身動きも取れないほどの満員電車

身動きを取れないほどの満員電車の中では、ストレスを感じやすく、会社に行くだけでヘトヘトになるという方も多いと思います。
満員電車の中では、通勤時間を有効活用するのは難しく、無駄な時間になってしまいがちです。


通勤時間が長すぎる

人によってストレスに感じる通勤時間は異なりますが、長すぎる通勤はプライベートの時間が少なくなってしまう原因にもなります。
通勤時間に作業しやすい電車やバスを使った通勤であっても、片道1時間を超える通勤はできるだけ減らしたいものです。

徒歩の時間が長すぎる

徒歩の時間が長すぎる場合、通勤時間にできることが限られてしまいます。
電車やバスであれば読書やスマホでの作業しやすいですが、徒歩の場合には、読書をすることもできず、音源を活用した情報収集を行うことしかできません。
音源で聴きたいものがたくさんある人の場合には良いですが、そうでない場合には通勤時間が無駄になってしまう場合があります。
また、雨などの悪天候時にストレスを感じやすくなります。

車を使った長時間通勤

車を使った通勤の場合にも、通勤時間にできることは限られてしまいます。
読書やスマホを使った情報収集ができないため、徒歩の場合と同じように、通勤中にできるのは、音源での情報収集のみ。
30分を超える車通勤の時間は、できれば減らしたいですね。

通勤時間を有効活用する方法

つり革につかまってスマホを見ている女性

通勤時間を有効に活用する方法をご紹介していきます。

読書

社会人になると、なかなか読書をする時間を確保するのが難しくなりますよね。
通勤時間には読書をすると決めることで、毎日必ず読書の時間を作ることができます。
本を持ち歩くのが億劫という方は、電子書籍などを活用するのもおすすめです。

ラジオで情報収集

徒歩や車通勤の人でも通勤時間を有効に活用できるのが、ラジオでの情報収集。
ニュースを聞いたり、ビジネス系YouTuberの動画を聞き流したりするのもおすすめです。
普段パソコン仕事が多く、通勤時間には目を休めたいという人も、耳から情報収集をするのが良いですね。

スマホで情報収集

スマホで動画を見たり、ニュースを見たり、スマホ一つであらゆることが可能。
通勤時間にスマホを使える環境である場合には、上手に活用して、時間を有効に使いましょう。

TODOリストを作る

1日の仕事をスムーズに進めるために、朝の通勤時間を使ってTODOリストを作るのもおすすめです。
スマホのアプリを使ってTODOを管理できるものもありますので、活用してみましょう。

アイディアを生み出す

飛行機や電車などの乗り物の中は、良いアイディアが生まれやすいとも言われています。
ちょっとしたアイディアやひらめきをメモしておくようにしましょう。

自己研鑽に励む

映画やドラマを見たり、資格取得のための動画講座などを受けたりと、自己研鑽のために通勤時間を使う方法もあります。
自己研鑽に励み、視野を広げることで、自分の仕事にも良い影響を与えることができます。

通勤時間を減らして快適に働こう!

長すぎる通勤時間や、ストレスの多い通勤はできるだけ減らしたいもの。
働く場所の選択肢として、レンタルスペースやサテライトオフィスなどを検討することもできます。Bizpalceは、月額定額制で、日本中のワークスペースが使い放題になるサービス。
コロナを機に働き方について考え直してみませんか?


関連する記事

スムーズビズとは?コロナ対策にも有効な新しいワークスタイルモデル

オフィス分散のメリット・デメリットとは?オフィス集約と比較しながら徹底検証

テレワークで気を付けたいストレス疲れ!ストレス解消方法でリフレッシュしよう

リモートワークのメリット・デメリットを解説!ライフスタイルに合わせて選択しよう

いざ、テレワーク!リモートワークや在宅勤務導入に欠かせないリモートオフィスとは?

リモートワークができるスペースを探すなら

レンタルスペース・貸し会議室検索サイト【スペなび】

月額定額で利用できるワーキングスペースを探すなら

サブスクのワーキングスペースアプリ【Office Ticket Work】
(旧Bizplace) Bizplaceは、Office Ticket Workに変わりました。

ワークスペースの検索アプリ Office Ticket Work    

スペースナビのLINE公式アカウントを追加してお得なクーポンをゲットしよう!
LINE公式アカウントを友達に追加

スペなび公式SNSもチェック!!
【Instagram】 @supenavi
【Twitter】 @supenavi
【FaceBookページ】 https://www.facebook.com/supenavi/

※情報はあくまで記事執筆時のものです。
予約可能な人数、価格、個人利用等、詳細はお問合せください。


記事が参考になったら、シェアをお願いします!

投稿日:
更新日:

この記事を読んでいる人は、こんな記事も読んでいます!


こんにちは!テレワーク歴3年以上、Feeeelライターの仲野識です。 海外では一般化されつつあるリモートワーク。 日本国内でも、主にベンチャーや外資を中心に、リモートワークや一部在宅勤務を認める企業もありましたが、この機...もっと読む

”地方創生”の中で強く推し進められていたのが、都市部から地方への移住政策。 コロナ禍の現在、その地方移住にさらに注目が集まっています。   しかし、都市部から地方に移住をするのは簡単ではありません。 そこで今回...もっと読む

こんにちは!テレワーク歴3年以上、Feeeelライターの仲野識です。   ノマドワーカー、という働き方が現在注目を集めています。 ノマドワーカーとは、自由に働く場所や時間を設定できる働き方で、満員電車を避けたり...もっと読む