「できる店長」は密かにやっている。飲食店の「空いた時間」の“神”活用。
目次
◆空いた時間を休んでいては、「飲食戦国時代」は勝ち残れない！！
あ～～～疲れた～～～～～～～～～～
そんな声が聞こえてきそうな飲食店の14時。
怒涛のランチタイムの営業が終了し、ほっと一息のティータイム。
夜の営業に向けて、昼寝でもして体力を蓄えたいところです。
夜の仕込みは17時から。この3時間は超貴重ですね。
この空いた時間でパチンコでも。。。→ダメ店長。
ぐーたら昼寝でもしよう～ →「並」の店長。
「できる店長」はこの空いた時間の活用が優れているんです。繁盛店の「できる店長」はこの時間に新メニューの考案や、チラシ作り、マーケティングやweb集客対策等、様々な売上増加のための努力をしています。
いやいや、そんなことしてたら夜まで体力もたないよ、うちは夜が忙しいんだから～～
そんな店長にオススメな空いた時間の活用があります。
それは「スペース貸し」。
「スペース貸し」っていったいナンダ・・・？
◆空いた時間のスーパー活用術「スペース貸し」とは？？
スペース貸しとは、飲食店において、食べ物・飲み物の提供やサーブ等のサービス提供をするのではなく、あなたのお店をそのまま、まるっと貸してしまう。そんな方法です。
例えば、ランチ後の14時から17時を近隣の企業に「会議の場所」として貸してしまう。
こちらはただ貸すだけですので、鍵の受け渡し以外は何のコストもかからず、しかもお金まで入ってしまうんです。その間、あなたは別の場所で休むもよし、パチンコへ繰り出すもよし。
会議が終わったあとは、また夜の営業を始めればいいんです。
自分がそこにいないなんて心配だ、なんて声も聞こえてきそうですが、例えば規約を書面で作成してサインしてもらったり、しっかり身分証や身元を確認しておけば安心ですし、そもそもお酒が入っていたりしなければ、そんなに悪さはされないものです。
週に2回2万円程で貸し出せば、月間の売上で10万円アップ。
ある事例では、飲食店としては毎月50万円赤字だったのに、空いた時間を「スペース貸し」し始めたらお客さんがそこそこ入り、そのまま飲食店をやめてスペース貸し専門の店舗にしたら黒字化したなんて話もあります。
◆「スペース貸し」の３つの極意。
スペース貸しはわかったけど、具体的にどうすればいいの？という方に簡単に3つのポイントをお伝えします。
１、とにかくポータルサイトに載せまくれ！！
スペース貸しをはじめても、それが認知されないと集客はできません。お店に張り紙やチラシを置いてもいいと思いますが、やはり中心はWeb集客。最近はスペースを貸したい人と借りたい人をマッチングするサイトが多くあるので、とにかく載せまくるのが吉です。
２、「飲食付きプラン」はダメ！！
うちは飲食店なんだから、そこに飲み物をつけたり、軽いつまみでもつけて更に売上を上げるぞ～～なんて欲張ってはいけません。スペースを借りたい人は、気軽に、安く借りたいだけ。飲食付きプランは求めていません。ペットボトルのお茶等を持込自由にして、ただ単に「スペースを貸す」ことに徹しましょう。
３、「利用規約」は入念に！！
やはり、設備の破損や汚損は怖いです。無人で貸し出すと盗難のリスクもあります。貸し出す相手の身元をしっかり確認するのはもちろん、独自に「利用規約」を作り、しっかり理解をしてもらってから貸し出すことでリスクは最小限に抑えられます。
◆まとめ
いかがでしたでしょうか？
空いた時間を手間なく活用するというちょっとした工夫をすることで、売上は更に上げることができます。
ぜひ皆様お試しあれ～～
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