2019年のボジョレーヌーボー解禁日は何月何日?ボジョレーヌーボーのおすすめ飲み方
目次
2019年のボジョレーヌーボー解禁日は何月何日?
今年(2019年)のボジョレーヌーボー解禁日は、11月21日の木曜日です。
ここからは、ボジョレーヌーボーの歴史や解禁日の謎に迫っていきたいと思います。
ボジョレーヌーボー(Beaujolais nouveau)はどんなワイン?
時期になるとコンビニやスーパー、デパートなど、いたるところで目にするボジョレーヌーボーですが、どんなワインなのか知っている人は少ないのではないでしょうか。
まずは、ボジョレーヌーボーにまつわる基礎知識から学んでいきましょう。
どんなワインなのか背景を知ってから飲むことで、感じられる感動が異なってくるはずですよ。
新鮮な風味を味わうためのカジュアルなワイン!
ヌーボーには「新しい」という意味があり、「ボジョレーヌーボー」とは、フランスのボジョレー地区でその年に収穫されたガメイ種のブドウを醸造して作るワインの新酒のことです。
一般的なワインの作り方として、長い時間をかけて味や香りを熟成させます。
それに対してボジョレーヌーボーは、9月に収穫されたブドウを11月の出荷までのわずか2カ月間で製造する短期決戦型のワインです。
そのため、熟成されたワインよりもフレッシュで果実の風味を感じやすく、食事にもよく合うカジュアルなワインに仕上がるのです。
日本で初めてボジョレーヌーボーの人気に火が付いたのはいつ?
日本で初めてボジョレーヌーボーの人気に火が付いたのは、1988年のことです。
この時の日本は、景気が上がり続けていたバブル経済の真っただ中にありました。
日本は時差の関係で、ボジョレーヌーボーの解禁日を一番に迎えられていました。
そこを商機とみた業界が『世界で最初にボジョレーヌーボーが飲める国』として打ち出し、一躍話題となったのです。
この時代に流行ったのが「ボジョレーヌーボー解禁パーティー」です。
この時期しか飲めない特別なワインを友人と一緒に飲むパーティーで、一大イベントとして一世を風靡しました。
ボジョレーヌーボーの話題性自体はゆっくり下火に放っていきましたが、文化のひとつとして日本人に定着していったのです。
現在ではなんと、俳句や短歌の秋の季語として認められるほどの認知度になりました。
秋の「初もの」として、今でも多くの人に親しまれています。
「ボジョレーヌーボー」に解禁日があるのはなぜ?
ボジョレーヌーボーがどのようなワインか理解できたところで、気になるのは「なぜボジョレーヌーボーには解禁日があるのか?」ということではないでしょうか。
ほかのワインには解禁日として大々的に売られているものはありませんよね。
どうして、ボジョレーヌーボーだけが特別「解禁日」が設けられているのでしょうか。
ここからは、その謎を解明していきます。
ボジョレーヌーボーの早出し競争があった?!
第2次世界大戦中、酒の流通はフランス政府に管理されていました。
その管理の影響で、フランスで作られるすべてのワインの新酒は12月15日が解禁日と定められていました。
このとき、ボジョレー地区の生産者たちが猛抗議を行い、ボジョレーヌーボーに関してのみ解禁日を作らずにいつでも出荷してよいと認められたのです。
しかし、ボジョレーヌーボーはその後早出し競争が激化します。
なるべく早く売るほうが、多く売れると踏んだからです。
そのせいで粗悪な製品が出回り、一時はフランスワインの評判を落としかねないレベルへと落ちていきました。
そこでフランス政府は、1967年になると、改めてボジョレーヌーボーの解禁日だけを新たに定めたのです。それが、11月11日でした。
11月11日はカトリックの記念日である「聖マルティヌス(サン・マルタン)の日」であり、ボジョレーヌーボーの最も早い出荷時期に近いとされたからです。
2019年のボジョレーヌーボー解禁日はいつ?
ボジョレーヌーボーは、世界的なブームによって多くの国で飲まれるようになりました。
そこで発生した問題が、11月15日が週末にあたると流通がストップするため、新鮮なうちにボジョレーヌーボーを出荷できないというものでした。
そこで、「11月第3木曜日」という今の日にちに落ち着きました。
去年は偶然にも以前の解禁日と同じ11月15日にあたりました。
当たり年と言われた去年のボジョレーヌーボーは広く多くの人に飲まれました。
今年(2019年)のボジョレーヌーボー解禁日は、11月21日の木曜日です。
ボジョレーヌーボーのおすすめの飲み方
ボジョレーヌーボーを飲むとき、どのような飲み方をすればその豊かな風味を楽しめるのでしょうか。
ここでは、ボジョレーヌーボーの風味を余すことなく楽しめるポイントを紹介していきます。
グラスや温度によって、味に大きな変化があるのがワインの面白いところです。
自分の好みの飲み方を探す際の参考にしてみてくださいね。
冷たくしてから飲むとおいしさが引き立つ♡
赤ワインは通常、常温で香りと風味を楽しみます。
ボジョレーヌーボーは熟成されておらず、フレッシュでフルーティーな果実味が残っていますので、冷たくしてから飲むのがおすすめです。
キンキンに冷たくしすぎるのも風味を損なうので、飲みたい1時間ほど前から冷蔵庫やワインクーラーに入れておき、10~12℃程度の冷たさになったら出して飲みましょう。
ボジョレーヌーボーは通常のワインのように長期保存に適していないのも特徴です。
さわやかな風味と軽やかな舌触りを十分に味わいたいならば、購入してから遅くとも3か月以内には飲みきるようにしましょう。
日々風味が落ちていってしまうので、飲みにくさを感じた場合は氷を入れたグラスにワインを注ぎ、同量のコーラを注いで作るカクテル「カリモーチョ」にして飲むのがおすすめです。
カクテルを作ったことのない人も簡単に作れますし、炭酸が加わることで爽やかさがぐっと増します。
ワインの渋みが苦手な人にもおすすめなので、ぜひ試してみてください。
白ワイン用のグラスで飲むと風味が立つ!
さらに風味にこだわりたいなら、ワイングラスにもこだわってみましょう。
赤ワイン用のグラスで飲んでしまいがちですが、ボジョレーヌーボーは冷やしていただくのが一般的なので、同じように冷やして飲むと美味しい「白ワイン用」のグラスがおすすめです。
赤ワインのグラスが大きめに口が開いているのに対し、白ワイン用のグラスは卵形の底から緩やかに細くなっていくやや小ぶりの形状が特徴です。
冷やしたワインの温度が変わりにくい形になっており、ボジョレーヌーボーのフレッシュさをあますことなく感じられますよ。
ボジョレーヌーボー解禁パーティーで秋の夜を過ごそう!
ボジョレーヌーボーは秋の風物詩でもあります。
解禁日には、おしゃれなレンタルスペースなどを借りて、友人同士で解禁パーティーを開くのも楽しいですよ!
ボジョレーヌーボーにも種類がありますから、ワインに合うおつまみと一緒に持ち寄って行うポットラックパーティー形式もおすすめです。
おいしいワインで、秋の夜長を語り明かしてはいかがでしょうか♪
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