週末『リトリート』のすすめ!本来の自分と向き合える極上時間でビジネスも効率化

仕事に家庭にと忙しい毎日。感染症罹患のリスクもあり、心からリラックスする時間などほとんど取れないという方が多いのではないでしょうか。ポジティブに前に進み続けるためには自分と向き合ってゆっくり休みを取る「リトリート」が大切です。今回は、そんなリトリートをビジネスに活用する方法についてまとめました。

こんにちは!テレワーク歴3年以上、Feeeelライターの仲野識です。
毎日がばたばたして忙しく、時間があっという間に過ぎ去ってしまう方もいるでしょう。
疲れがたまってくると、「全部忘れてどこかに行きたい」「どこか遠くでゆっくりしたい」と思いますよね。

本来、「リトリート」は、仕事や家庭のことなど、日常生活からいったん離れる時間を持つことで、心身をリセットしポジティブに日常生活を再スタートする方法です。
そんな休みの過ごし方としての「リトリート」ではなく、「リトリート」と「仕事」を一緒にすることで、仕事の効率が上がるのをご存じでしょうか?
「リトリート」とは何か、どんなものがあるか、これからのビジネスに取り入れたい「リトリート」についてまとめました。
すでにこの仕事方法を取り入れている方も、これから実践する方も、ぜひ参考にしてみてください。

どんなことをするのが「リトリート」なの?

リトリート

非日常の空間で、日常と離れて自分と向き合ったり、新たな体験をするリトリート。
本来は、リゾート地などいつもとは違う場所で気分転換したり休養をとって、生きる活力を再度得ることを指します。

「リトリート」することのメリット

気分転換というのは、実はいつもと同じ場所にいると充分に行えないと言われています。
リトリートのように、数日でも、数時間でも、いつもと違う場所で体を休めることで、しっかりと気分転換と休養を取ることができるのだそう。

リトリートは欧米ではよく知られており、多くの企業経営者が一定のお休みをとってリトリートを実施しているそうです。
日本ではまだ認知度が高くないものの、大手企業の経営者、リーダー層など幅広い人が利用していると言われています。

心身ともにリラックスすることでビジネスにも生かせる

忙しく過ぎゆく毎日のなかでは、へこたれないようにするだけでも精一杯なもの。
自分が今何を望み何を考えているのか、ゆっくり向き合う時間など取れないというのが正直なところではないでしょうか。

しかも、それが仕事となると、自分がどうありたいかを考えるのはとても大変なことです。
また、様々な情報が溢れており自分の中から湧き出るイメージを自分自身が掴みにくいという状況に陥っているかもしれません。

自分の直観力や想像力と向き合うことは、オリジナルのアイディアを生むためにも大切なことなのです。

リトリートと仕事を一緒に行う

リトリート

上記でも触れましたが、リトリートとは「仕事や家庭などの日常生活を離れ、自分だけの時間や人間関係にひたる場所などを指す」こと。
それをベースとして、「ビジネスリトリート」では、リトリート先で、仕事をするのです。

ビジネスリトリートはあくまで「仕事」!

ビジネスリトリートは、通常のリトリートのように休日に行うリラクゼーションではありません。
いつもと同じ仕事を、いつもと同じ場所でしているとある意味でマンネリ化していきます。
モチベーションも下がる傾向にあります。そのためリトリート先の「いつもと違う場所」に身を移すことで、自分の可能性を最大限に引き出し、心地よく仕事ができるようになります。

仕事をするにあたって、飽きず、疲れず、モチベーションをキープさせるというやり方が、ビジネスリトリートなのです。

ひとりで行く「ヒトリート」のメリット・デメリット

ビジネスリトリートには、ここで紹介する「ヒトリート」と、次で紹介する「チームリトリート」の2種類があります。

ヒトリートのメリットは、やはり時間を自分のためだけに使えるだけでなく、個人の目的に沿って柔軟なプログラムを組める点にあります。
そのため、効果を感じやすいのがメリットです。

ただ、仕事を見ている人がいないため、効果を実感して帰るには、大きな自律精神が求められます。

誰かと行く「チームリトリート」のメリット・デメリット

ひとりが心細いなら、複数名で合宿のように行うチームリトリートがおすすめです。

メンバーの悩みに合ったプログラムを組むことで効果が実感できますし、同じ属性のメンバーで行くと、目的意識がずれず、また特に言語コミュニケーションを取らずとも、意識共有がスムーズになります。

デメリットとしては、大人数だと統制が取れず、穏やかな空気の中でつい仕事と関係の無いことをしゃべってしまったり、それぞれの集中を邪魔してしまったりします。
目的意識がバラバラの場合は、ともすると、遠足や旅行のようになってしまいがちです。

どこに行くかでビジネスリトリートの成果が決まる

リトリート

リトリートの「日常生活を離れ」というイメージから考えると、ビジネスリトリートも「山や海・高原などの施設に行って仕事をすること」と解釈をしてしまいそうですが、実は異なります。

確かに、ナチュラルで開放的な空間は、こり固まった思考を自然とほぐし、柔軟なアイデアを生み出すためにも役立ちます。
その意味で、自然のある場所というのはビジネスリトリートに適していると言えるでしょう。
しかし、単に自然に囲まれることで生産性が上がるといえるほど、ビジネスリトリートは単純ではありません。

都内のレンタルスペースでのビジネスリトリートが効果的

確かに、自然に包まれ、五感でそれを感じることはリトリートにおいて非常に大切です。
しかし、いくら自然に溢れている理想的な場所であっても、仕事に向いた施設でなければ意味がありません。

・いつも仕事をしている環境と、真逆の環境であること
・ある程度の距離があること、毎日の通勤時間よりも長く移動すること
・日頃の人間関係から離れられること(SNS、メール含む)

この3点のどれかさえ抑えられていれば、遠くの自然豊かな場所まで足を伸ばす必要はありません。
たとえばあなたの職場が窓の無いビルの一室ならば、窓が大きく開放的なレンタルスペースで仕事をすることで、業務がはかどるでしょう。

日帰りのビジネスリトリートの場合は特に、貸会議室や自然が見えるコワーキングスペース、貸切できるレンタルスペースなどの誰にも邪魔されず、静かで、自分の時間をコントロールできる場所を選ぶのがおすすめです。
また、ビジネスリトリートの必須条件として、WIFIが使えることも挙げられます。
そうすることで、ストレスフリーで仕事に集中できるワークスペースが確保できますよ。

まとめ

ビジネスリトリートは、その先にある「より集中をして、より疲れずに仕事ができる」という、いつもの業務とは異なる、プラスアルファの施策です。
海辺の施設、山の宿坊、または里山の古民家など、自然の見える環境での仕事は、パフォーマンス性を大きくUPさせてくれます。
窓の外から聞こえる波音や虫の声、もしくは雨音などが、心身を自然にチューニングし、安心かつ集中できる状態をつくりだしてくれるからです。

とはいえ、そうそう多くの人が「長期で遠くから仕事をする」ということは難しいでしょう。
余裕がない場合は、コワーキングスペースやレンタルスペースを活用して「短時間ビジネスリトリート」を行ってみるのがおすすめです。
あなたの仕事を、より一層ワクワクするものにするために、一度試してみてはいかがでしょうか。

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