‪コリビングとは?これから日本でも流行る予感、ハイブリッドシェアハウス‬

みなさんは「コリビング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?‪2010年代の後半から海外で登場したコリビングは、ニューヨークやロンドンなどで人気を集め、日本でもいくつかのコリビングが開かれるようになりました。‪今回は、新しい暮らしと仕事の形を模索する施設、「コリビング」について解説します。‬

こんにちは!テレワーク歴3年以上、Feeeelライターの仲野識です。
みなさんは「コリビング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?‪
2010年代の後半から海外で登場したコリビングは、ニューヨークやロンドンなどで人気を集め、日本でもいくつかのコリビングが開かれるようになりました。
‪今回は、新しい暮らしと仕事の形を模索する施設、「コリビング」について解説します。‬

そもそもコリビングとは?

コリビング

まずは、コリビングがどんなものなのかについて見ていきましょう。
コリビング(Co-living)とは、シェアハウスのように複数の人が暮らし、コワーキングスペースのようにさまざまな職業に就く人が一緒に仕事をしながら過ごせる『住職一体型施設』のことです。
主に海外で普及しており、コミュニティと居心地を大切にしています。

ヨガやジョギングなど、カルチャークラスが開かれることも多く、図書館や映画館などの施設が設けられている施設もあるそうです。‬

‪心地よく暮らしながら働ける?!コリビングの内情


コリビングは主に3つのスペースで構成されています。
居住者の住居となる家具が備え付けられた個室と、仕事をおこなうワーキングスペース、キッチンやリビングなど生活に必要な共同スペースです。

コリビング特有のポイントとして、居住者同士の交流を活性化するため、共有部の施設が充実していることが挙げられます。
キッチンは広々としているので何人かで料理ができますし、リビングには質のいい家具や座り心地の良いソファが設置されていることが多く、とても快適に過ごせます。‬

‪‪シェアハウスとコリビングはどう違う?

‪シェアハウスは「住むこと」に、コワーキングスペースは「働くこと」に特化した施設です。
コリビングは両施設のいいところを取り入れ、快適に住みながら働ける場所なのです。

‬コリビングでは、居住者同士の横のつながりを大切にします。‬
住人同士の交流を活性化するためにイベントが定期的に開催されています。‪
こうしたイベントに参加することで、居住者同士は横のつながりを持てます。

それがきっかけで、コリビング内で新しいプロジェクトやビジネスが生まれることもあるんだそうです。

コリビングの家賃はシェアハウスより高め

シェアハウスの家賃が5-10万円と安く設定されているのに対し、
ニューヨークやサンフランシスコなどでコリビングを提供している「Common」の場合15万円〜、
コリビングの草分けと呼ばれているロンドンの「Old Oak」でも光熱費やネット通信料などを含め13万円〜と決して安くないのが現状です。

そのため、居住者の多くは比較的高収入のアーティストや起業家、クリエイターが多いんだそう。
コリビングに住むことで家賃にヨガスタジオやジムが利用でき、かつ人脈をつくれる『投資』と捉えれば、家賃の高さも気にならないのかもしれませんね。

コリビングムーブメント‬は日本にも!

コリビング

海外で生まれたコリビングですが、世界的に見れば比較的新しいムーブメントと言えます。
アメリカやイギリスの大都市の一部にしか存在していません。
しかし、需要は増え続けています。実は日本でも、さまざまな企業がこの市場に参入しようとしています。‬

いまコリビングを展開しているのはどんな会社?

‪現在コリビングを展開しているのは、先述したCommonやOld Oakをはじめ、コワーキングスペースの大手であるWe workの子会社We Liveや、Open Door、HubHausなどの企業があげられます。
さらに、The CollectiveやOllie、Roamなどの新興企業が参画してゆく予定です。‬

特に注目したいのが「Roam」です。
月額約20万円を支払えば世界中の施設が利用可能で、マイアミやバリ島、ロンドン、サンフランシスコに拠点を持ち、日本では六本木でコリビングを利用できます。‪
月に約20万円と高額な家賃にはなりますが、世界中に拠点を持ち、様々な場所で暮らしながら働けるならば、魅力的だと考える人も多いのではないでしょうか。‬

Roamの詳細をみる

‪日本と世界の「コリビング」は違う?‬

‪アメリカやイギリスで盛り上がっているコリビングのムーブメントが、日本にも上陸してきました。
ただ、日本と海外では、コリビングに対するアプローチが少し違うようです。

海外のコリビングが「住居」感が強いのに対して、日本のコリビングサービスは「宿泊施設」感があるようです。
海外のコリビングの入居者は、まさに施設内に「住んでいる」のに対し、日本での利用者はコリビングサービスとは別に、自分の家も持っているケースが多く、サブスク利用に近いようです。

bizplaceでワークスペースのサブスクを

実際に稼働しているコリビングサービスは下記で紹介しますが、まだまだ数が少ないのが現状です。
そんななかでコリビングサービスの代わりになるのが、bizplaceです。

こちらはレンタルオフィスのサブスクに近く、登録すれば全国各地のワークスペースを使えます。
中には24時間のところもあります。
お試しでコリビングのような使い方をしてみたい方は、ぜひ試してみてください。

ワークスペース検索アプリBizplace
Bizplaceの詳細をみる

‪日本で利用できるコリビングサービス‬

コリビング

ここからは、日本のコリビングサービスをいくつか紹介します。
‬いずれの施設も日本中に無数にある空き家を上手に利用しており、「旅しながら働く」コンセプトを打ち出しています。
そのため、10万円を超えるような海外の利用料と比べて、日本のコリビングサービスは数万円程度と安いのが特徴です。

‪ADDress‬


4万円で11拠点に泊まり放題で話題の『ADDress(アドレス)』。今後、順次拡大予定とのことです。

上記の通り、空き家問題に向き合いながら、旅しながら働きたい人のニーズをうまく捉えていて、クラウドファンディングでの会員募集を順調にすすめています。
‪地方の拠点が多いですが、都心でも利用できるように、同じく泊まり放題サービスの『ホステルライフ』などと上手に提携して、‪“住み放題サービス”の本命に躍り出ています。‬コリビング場所としても便利に活用できるでしょう。

ADDressの詳細をみる

‪HafH(ハフ)‬


泊まり放題『HafH(ハフ)』は、なんとホテルのサブスクリプションです。
‪長崎を拠点に、全国に拠点を拡大しています。こちらも、ADDress同様にクラウドファンディングでの会員募集を行っており、順調にユーザーを獲得しているようです。
‪月に10日泊まれるプランで3.2万円、泊まり放題プランで8.2万円とリーズナブルなのもいいところ。
コリビングスペースとして活用するのにも適しており、現在はこちらのHafHの方が勢いがあるようです。

‪HafH(ハフ)‬の詳細をみる

まとめ


日本でもフリーランス人口の増加や昨今の新型コロナウイルスの影響により、リモートワークの推奨など働き方に変化が出ています。
コワーキングスペースは多くなってきましたが、コリビングは日本にはまだ数が少ないようです。
しかし、今後はシェアハウスやコワーキングスペースと同様、一般的な住まいとして認知されていく可能性が高いです。
‬‪コリビングというライフスタイルが日本にも浸透するまでは、今回紹介した場所や、レンタルオフィスなどを活用してみてくださいね!

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レンタルスペース・貸し会議室検索サイト【スペなび】

月額定額で利用できるワーキングスペースを探すなら

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(旧Bizplace) Bizplaceは、Office Ticket Workに変わりました。

ワークスペースの検索アプリ Office Ticket Work    

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