挨拶はビジネスマナーの基本!好感の持てる名刺交換やお辞儀ルール、身だしなみを解説

社会人にとってビジネスマナーはとても重要なスキルです。その中でも特に重要なのが、挨拶にまつわるビジネスマナーでしょう。挨拶マナーを知らずにいると、コミュニケーションが円滑にすすまず、職場で孤立してしまうことさえあります。ここでは、社会人になったら覚えておきたい挨拶マナーを紹介します。

こんにちは!キャリアライター歴5年以上、Feeeelライターの仲野 識です。

日常生活を送る中で、基本となるコミュニケーションが挨拶です。
挨拶によって人の印象は決定づけられますので、常に気持ちの良い挨拶を意識しなくてはなりません。

ビジネスシーンにおいてはとくに重要なもので、評価の材料になる可能性もあります。
今回は、覚えておきたい正しい挨拶マナーについて紹介していきます。
挨拶マナーをしっかりと身につけて、気持ち良く仕事ができる環境を整えていきましょう。

ビジネスマナーで挨拶は基本!意識したいシーン別挨拶の仕方

ビジネスにおける挨拶のマナー

ビジネスの現場では、挨拶といっても、シーンに応じて適切な挨拶をしなくてはなりません。
そのため、さまざまなシーンごとに異なる挨拶が必要とされているのです。
つねに「お疲れさまです」だけでは対応出来ない事もありますので、どのようなシーンで、どのような挨拶が求められているのかを理解しておくようにしましょう。

ビジネスマナー①:外出時の挨拶

仕事をしていると、自分が外出することや、他の人が外出していくこともあるでしょう。
その際は、しっかりと挨拶をしてください。

自分が外出するときは、周囲の人に挨拶をしてから外出します。
なぜなら、自分の行動や居場所を明確にし、「いつの間にかいない」というコミュニケーションエラーをなくす必要があるからです。
挨拶と一緒にどこへ行くのかも伝えるといいでしょう。
帰社時間や外出理由については、事前に伝えておくのがマナーです。

ほかの人が外出するときは、相手が気分よく出かけられるように笑顔で送り出しましょう。
基本的には「行ってらっしゃい」で構いませんが、上司が外出する時など、より丁寧な印象を与えたい場合は「行ってらっしゃいませ」と言うのがベターです。

ビジネスマナー②:帰社時の挨拶

次に、外出先から帰ってきたときの挨拶です。
自分が帰社したときは、「ただいま戻りました」と挨拶をしてから席につくようにします。
もし部署に誰もいなかった場合は、先に席についていても構いませんが、人が戻ってきたら立ち上がって挨拶をしましょう。

その際、暗い挨拶にならないように意識してください。
声のトーンが低いと聞こえなかったり、機嫌が悪いように思われたりします。
できるだけ明るい挨拶を心掛けましょう。

ほかの人が帰社したときは、仕事をしている手を止め、相手の方を見て笑顔で「お疲れ様です」と挨拶をしましょう。
自分がされて嫌な態度はとらないようにすれば、自分が疲れて帰ってきたときも同僚が明るく迎えてくれますよ。

自分が帰ってくるときも他の人が帰ってくるときも、相手が気持ちよく帰ってこれたり、気持ちよく迎えることが大切です。

ビジネスマナー③:廊下ですれ違ったときの挨拶

外出する時だけではなく、廊下や階段など、社内ですれ違ったときの挨拶も覚えておいてください。
基本的には、「お疲れ様です」と笑顔で伝えれば問題ありません。
親しい間柄の人であっても、「こんにちは」「どうも」と声を掛けるのではなく、あくまでビジネスシーンでのあいさつとしてとらえておくのが良いでしょう。

ちなみに、もし休日や業務時間外に会社の人と遭遇した場合は、プライベートの邪魔になるのではと無視してしまいがちです。
たしかに相手と距離がある場合はわざわざ挨拶に行かなくてもいいのですが、距離が近い場合は最低限のマナーとして一声挨拶をしましょう。
カジュアルな「こんにちは」「おはようございます」でも構いません。
もちろん、「お疲れ様です」でもOKです。

ビジネスマナーで知っておくべき挨拶をする順番

ビジネスにおける挨拶のマナー

挨拶をするにあたり、酒類以外にも気を付けなくてはならないポイントがあります。それが、挨拶の順番です。自分の上司や同僚を紹介したり、お客様に相手を紹介したりするときも、正しい順番を意識しなければなりません。ここでは、意外と知らない挨拶の順番について解説します。

挨拶をする順番①:立場や地位に差がある場合

挨拶の順番として、その場にいる人の立場や地位に差があるケースを見ていきましょう。

基本的に、自社の中で上司が部下を紹介するというのは、新入社員の場合や転職してきて初出勤の場合などです。
それ以外の場合は、大体は相手が他社の人のはずです。
このとき、あなた側が他社をお呼びしている場合は、お客様である他社の人が後に挨拶をします。
逆の場合は、自分たちが先です。

上司と自分をお客様に紹介する時は、自分の紹介よりも上司を先にお客様へ紹介します。
立場が同じで年齢に差がある場合は、年齢の低い人から紹介します。
ただし相手がお客様の場合は、年齢の低い相手であっても『上の立場の人』からあいさつしなくてはなりませんので、その点を覚えておきましょう。

挨拶をする順番②:立場や役職に差がない場合

同僚同士で立場や役職、年齢に差がない場合は、自分との付き合いの長さで比較して挨拶の順番を考えるのがマナーです。
例えば、長年付き合いがある人と最近知り合った人では、長年付き合いのある人を先に紹介しましょう。

男女の場合は、レディー・ファーストに則って男性よりも女性が先に挨拶をします。
立場や役職に差がある場合はそちらが優先になるため、あくまでも役職や年齢に差がない場合のこととして覚えておいてください。

ビジネスマナーで覚えておきたいお辞儀の仕方

ビジネスにおける挨拶のマナー

ビジネスでは、挨拶を使い分けるなかでお辞儀も使い分けます。
お辞儀にも種類があり、主に腰を曲げる角度で丁寧さや誠意、気持ちの伝え方を示します。

会釈は、気軽に利用できる挨拶です。
軽く腰を曲げて行うあいさつで、ビジネスシーンでは主に社内で使われます。
すれ違ったり人の前を通ったりするときに使われることがほとんどで、にこやかな笑顔で行います。

ビジネスシーンでもっとも多く利用され、一般的なお辞儀が敬礼です。
敬礼は立場の上の人に対して利用されるだけでなく、外部のお客様や取引先とのコミュニケーションにも使われます。
30度ほど腰を曲げた状態で行われ、視線を斜め下に落として行うと丁寧ですよ。

もっとも丁寧なお辞儀とされるのが、最敬礼と呼ばれる挨拶です。相手に深い感謝をしたり、お詫びをしたり、お願いをしたりするときに使われます。
はっきりした動作で行うことが大切で、視線は足元に落として誠意を伝えましょう。

社会人は正しいビジネスマナーを身につけて、気持ちの良い挨拶を心掛ける

日常生活はもちろん、ビジネスシーンでも挨拶は非常に大切なことです。
注意すべきは、友人との挨拶と会社での挨拶は異なるという点です。
しっかり場を弁えた挨拶ができれば、印象もよく上司からの信頼につながってゆくでしょう。

社会人になったなら、ビジネスマナーの一環として気持ちの良い挨拶を心掛けてくださいね。

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