リーダーシップとは?意味や種類を知ってマネジメントスキルに活用しよう

会社で初めてプロジェクトのリーダーなどを任されたとき、リーダーシップを求められるようになります。リーダーシップを言っても、ただ偉そうにしていればいいというわけではありません。リーダーシップの意味や種類、必要性についてしっかり理解し、なぜ身につける必要があるのかを把握することで、よりよいリーダーになれるのです。

こんにちは! レンタルスペース利用歴5年以上♪ Feeeelライター「仲野識」です。
みなさんは、『リーダーシップ』の持っている本来の意味や、種類についてご存知でしょうか。
よく聞く言葉だからこそ、何となく使ってしまいがちですが、本来の意味を知ることによって正しいリーダーシップを発揮できるようになります。

この記事では、そんな『リーダーシップ』について詳しく特集していきます!

リーダーシップとは?

リーダーシップとは

短期間で大きな変化が生まれてしまう昨今の企業発展のためには、働くすべての人がリーダーシップを持つ必要があります。
まずはリーダーシップとは何かについて解説していきます。
言葉の持つ意味や使い方を正しく理解することで、リーダーシップそのものに対する理解も深まるはずですよ。

リーダーシップの必要性は年々増している

リーダーシップとは、一概に経営者やリーダーが持っていればいいというわけではありません。
語源となっている英語の『leadership』には、指導力・統率力という意味があります(デジタル大辞泉より)が、ビジネスシーンでは少し異なる使われ方をしています。

実際の現場で『リーダーシップ』が使われるとき、目標達成のためのビジョンを示す人のことや、目標達成へ向けてモチベーションを維持しながら励ますこと、さらには組織の力を最大化し、成果を出していく能力などの意味合いで使われることが多いのです。

これは先天的な指導者的スキルではありません。
仕事として責任を持つことで生まれてくる後天的スキルなのです。
これを一人が持っているのではなく、メンバー全員が持っていると、仕事はよりスムーズに進みます。
短期決戦型の業務が多くなってきた現代、リーダーシップの必要性は年々増していると言えるでしょう。

リーダーシップには種類がある

リーダーシップの種類

リーダーシップは、実はさまざまなスタイルがあります。
種類によって長所・短所が異なるため、自分が所属しているチームに必要とされているリーダーシップの種類を知ることが非常に重要なのです。
ここでは、3つのリーダーシップスタイルのついて、それぞれの特徴を紹介します。

自分の持たねばならないリーダーシップはどれなのか、もしくは自分が今まで駆使してきたリーダーシップはどれだったのかを知り、今後のチーム運営に生かしていきましょう。

カリスマスタイル!ビジョンリーダーシップ

『ビジョンリーダーシップ』は、大多数の人がイメージするもっとも一般的なリーダーシップです。
リーダー自身の揺るぎない信念や価値観で周りの人を動かしていく、いわゆるカリスマタイプの指導者がこれに当たります。
ワンマン経営のリーダーが多く、メンバーの帰属意識が高まりやすいのが特徴です。

リーダーの指示に従って迷うことなく目標達成に向けて突き進めるメリットもあれば、あまりに唐突な変革に理想論とされ、一気に推進力が不足してしまうデメリットもあります。

メンバーと同じ目線でコミュニケーションを取る!友好関係を保つリーダーシップ

メンバーと同じ目線に立って、部下やメンバーのポテンシャルを引き出していくリーダーシップもあります。
このリーダーシップを持つ人は基本的にカリスマ的な立ち居振る舞いはしません。
リーダーのやり方や考えは提示しますが、押し付けるようなことはありません。
立場にかかわらずメンバーの意見を求め、一人ひとりの想いを尊重するスタイルです。

常にメンバーの特性を理解する洞察力やコミュニケーション力が必要です。
劇的な変革などには向かず、新たなアイデア創出を行うチームや、長期的なチーム編成のリーダーに向いています。

人材育成の観点からはもっとも非効率的… 指示命令リーダーシップ

もっとも非効率でありながら、現代日本において一番多いリーダーシップタイプがこの『指示命令リーダーシップ』です。
ワンマン体制であり、そこへ部下がつき従うというスタイルはビジョンリーダーシップに似ていますが、こチラの場合は権限を最大限に利用して集団を率いていきます。
つまり、カリスマ性やビジョンがなくとも、上司という権力だけでチームをけん引するスタイルなのです。

トップダウン体制で仕事が行われるので、業務効率が非常に高いのが大きな特徴です。
短期間で成果を出せるので、緊急時に有効なリーダーシップとなります。
ただ、全ての判断をリーダーが行ってしまうため、部下の成長機会がありません。
そのため、人材育成の観点からはもっとも非効率的で更新が育ちにくくなるリーダーシップと言われているのです。

リーダーシップを持つ人が発揮している要素とは?

リーダーシップに必要な要素

リーダーは将来のビジョンや長期的な視野を持ってものごとを見る必要がありますが、ビジョンを示すだけがリーダーシップではありません。
日常業務のあらゆる場面での行動によってリーダーシップが構築されていくのです。

では、リーダーシップを発揮できる人は、どのようなスキル・要素を持っているのでしょうか。
リーダーシップを発揮できる人が持っている要素やスキルを解説していきます。
潜在的に持っている場合もありますが、勉強や努力で身につけられるスキルが多いので、これからリーダーになる人はぜひ参考にしてみてください。

リーダーシップには欠かせない!発想力・決断力

建設的な議論が出来ることは、リーダーシップに欠かせない要素与言えるでしょう。
そのためリーダーには、新たなビジョンを描く発想力が必要です。
それも、突飛なものではなく、かつ古臭いものではないものを生み出していかねばなりません。

また、決断力があることもリーダーには必要です。
アイデアはたくさん生まれてきますが、いずれは1つを選び取っていかなくてはなりません。
ほかにもリーダーとしてチームを運営していく中で、決断力はさまざまな場面で求められることでしょう。
その時、時間をかけすぎてしまうと業務の停滞を招いてしまいます。

誠実さと精神的な安定もリーダーには必要

どれだけ優秀であっても、周囲の人を動かすためには誠実さが不可欠です。
リーダーが誠実であれば、部下は必ずついてきます。
そして、リーダーが手いっぱいになったとき、率先してサポートに回ってくれるようになります。

部下としっかりコミュニケーションを取って信頼されていることにより、危機的状況に陥っても逃げ出さず、しっかり正面から立ち向かえる精神的な安定が得られるのです。

リーダーシップを発揮することで、組織の力は最大化されていく

リーダーシップに重要なのは、モチベーションを保ちながらメンバーを能動的に行動させ、チーム全体で目標達成するよう導くことです。
それには明確なビジョンを提示し、信頼を勝ち取っていく必要があります。

リーダーだけではなく、メンバーもその場に適したリーダーシップを発揮することが、効率的なチーム運営の理想と言えるでしょう。
リーダーシップを活用して自立的に動いていくことで、企業成長につながっていくはずですよ。
ぜひ今回の記事を参考にし、上手にリーダーシップを発揮していきましょう。

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