オフィスのコスト削減は急務!会社の経費削減アイデア集を紹介

新型コロナウイルスの影響で、日本だけでなく世界の様々な会社が売上を減少させる見通しです。経営者の皆様にとっては頭の痛い日々が続いていることでしょう。売上の見通しが立たない場合、経費削減を検討しなくてはなりません。そんな中で、オフィス縮小のような大がかりのことから、電気代の節約など、経費削減の手段を紹介します。

新型コロナウイルスの影響で、日本だけでなく世界の様々な会社が売上を減少させる見通しとなりつつある今日この頃。
経営者の皆様にとっては頭の痛い日々が続いていることでしょう。
売上の見通しが立たない場合、経費削減を検討している方が多いのではないでしょうか?

経費削減=利益獲得です。
昨今の状況を考えても、個人事業主やフリーランスの方から企業の経営者に至るまで、今既にかかっているコストを細かく見直すことは非常に大切になるでしょう。

そこで、どのようにすれば経費削減できるのかを紹介していきます!

どのような順序で経費削減はやっていく?


経費やコスト削減は、ただやみくもに行えばいいわけではなく、どういった流れで実行していけば良いのかを知らねばなりません。
経費削減に関して悩んでいる方は、まず以下のようにして進めていくと良いでしょう。参考にしてみて下さい。

①削減する対象のターゲティングを行う

まずはターゲティングをしっかり行いましょう。
次の2点に焦点を当てると比較的スムーズに進んでいく可能性が高くなりますので、チェックしてみてくださいね。

 A.削減対象の中でウェイトが高いもの
 B.簡単に実行できそうなもの

まずはこの2点を抑えながらリストアップをしていきます。

Aに関しては達成できた場合に効果が大きいので取り組むべき優先度が高くなります。
しかし、その分難易度が高い場合も多いです。取り組む際にはしっかりとした準備を行うなどの注意が必要です。
Bに関しては効果はAほどではありませんが、簡単に成果を出しやすいのがメリットと言えます。
そのため、目に見えるコスト削減効果がありますから、モチベーションを持続したまま取り組みやすいので、初めの取りかかりにはこちらがおすすめです。

②削減案を出していき、目標金額を決める

具体的に何をすれば削減の効果が出るのか?を話し合っていき、案をしてまとめていきます。
その案に対して、

・目標とする金額は一体いくらなのか?
・いつまでにそれを達成するのか?

この2点を決めていきましょう。
目標金額や締め切りがあやふやだと達成度が見えにくくなってしまい、結果に繋がってきません。
これはコスト削減だけではなく、自分が仕事をする時にも気をつけると成果が出やすくなりますよね。

また、ただコストを減らす、というだけではモチベーションを持続させることが難しい場合が多くなります。
何のために削減を行うのかといった目的を社員の中で共有する事も重要です。

固定費の見直しは大幅削減につながる


新型コロナウイルスの影響は今後数十年続くとも言われており、今後も経営的に厳しい状況に置かれ続ける可能性は日々増しています。
それではどういった部分に着目して削減をしていけば良いのでしょうか?

どうしてもオフィス賃料や保険契約などの固定でかかってしまっているコストは、いずれ負担になっていくでしょう。
大きなコストの見直しは,非常に重要です。

賃貸オフィスからバーチャルオフィスへ

新型コロナウイルスの影響でリモートワークを取り入れる企業が増えていますよね。
特に都内への通勤はいわゆる3密を引き起こしやすく、感染のリスクが高まってしまうため、都内の企業ではオフィスをなくす動きも増えています。

環境省の試算によると、テレワーク制度を導入すれば、オフィスの電力消費量は従業員1人あたり約43%削減可能です。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行をきっかけに注目を集めるテレワークですが、高い節電効果があるといえるでしょう。

オフィスがないなんて考えられないという方も、もちろんいるでしょう。
しかし、実際にリモートワークを始めてみると、意外と仕事ってわざわざ通勤しなくても出来るのではと気づく方が多いのも事実です。
同じ場にいなくとも、Zoomやスカイプなどオンラインで会議や商談を行うことが可能ですし、タスク管理のシステムも増えているためです。

今後リモートワークの需要がますます高まっていく中で、そもそもオフィス賃料は必要なのかと一度考えてみましょう。
当たり前ですが、オフィスが必要なければ借りる必要もなく、大幅なコストカットになるのです。

分けてもバーチャルオフィスは月に数千円で登記可能なサービスを提供しているところが多いので、賃貸オフィスと比べて数万~数十万円の賃料が節約できます。
ランニングコストを含めるとさらに節税の効果が大きいです。
会って話をしたり、ミーティングをしたい場合は、1時間〜1日単位で借りられるレンタルスペースの検討もおススメします。

その他のコストカットアイデア


細かい施策になってしまうものもありますが、その積み重ねが大事になります。
大手オフィスであっても、フリーランスの個人オフィスであっても、細かな削減がひいてはコストカットにつながるのです。
今日からでも対応できるものが多いので、ぜひ試してみてください。

社内資料のペーパーレス

社内のミーティング等で使う資料を、毎回新しいコピー用紙で人数分キッチリ用意していませんか?
もしかしたら、経費削減のチャンスかも知れません。
そもそも印刷をする必要があるのか、疑ってみましょう。

社内用の資料は、上役を呼ばない場であれば、裏紙を使うなど工夫する余地があります。
パワーポイントの資料であればなおさらです。
PDF化して事前にメールに添付し、それを共有しながら会議などを行えば、ペーパーレスの会議ができます。

さらに、新強いコピー用紙を使うべき理由が無ければ裏紙(個人情報の記載有無はの確認は必要)を使用するだけで、印刷代、コピー用紙代を削減する事ができます。

消耗品は「まとめ買い」と「共用備品化」

消耗品費を減らすなら、まとめ買いによる割引が有効です。
オフィス全体で必要なものは全部署で一括購入すると、スケールメリットが効き、購入コストを圧縮できます。

また、文房具のようにどの部署でも使う消耗品は、部門ごとに管理せず、全部署で共用備品化することで、無駄使い・無駄な購入を減らせます。

まとめ

短期間で効率よくコストカットを断行するなら、まず経費全体に対する割合が大きい勘定科目から手をつけましょう。
オフィス経費のボリュームゾーンは、なんといってもオフィスの賃料です。
そして、テレワークやテレワークが進む今こそ、オフィスのあり方を見直す好機であるといえます。

コワーキングスペースやレンタルスペースなどのフレキシブルオフィスを活用すれば、イニシャルコストとランニングコストの両面で経費削減が可能となります。
「オフィス経費を最小限に抑えたい」「これからのオフィス運用について検討したい」という方は、ぜひレンタルスペースやヴァーチャルオフィスも検討してみましょう。

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