マイクロマネジメントは危険?テレワークにおける上司の在り方とは

職場での人間関係のトラブルの要因となることもある、マイクロマネジメント。 管理職の方や、人事関係の仕事をされている方は、聞き覚えがあるかもしれません。 今回は、マイクロマネジメントの概要や、マイクロマネジメントに陥らないようにするためはどうすれば良いかなどについて解説していきます。

マイクロマネジメントという言葉をご存知ですか?
新型コロナウィルスが全世界に猛威を振るってる現在、初めてテレワークを導入した会社も多いと思います。
その中で、職場の人間関係のトラブルの要因の一つとして知られているマイクロマネジメントという社員管理法に注目が集まっています。
今回は、テレワーク下での社員管理法にお悩みの方に、マイクロマネジメントの危険性について詳しく解説していきます。

マイクロマネジメントとは?

マネジメント

まずマイクロマネジメントという言葉について説明していきます。
簡潔にいうとマイクロマネジメントとは、企業において上司が部下に対して過干渉をしてしまう管理法のことを指します。

テレワークだけでなくオフィス内でも、逐一仕事の進捗状況を報告させる、些細なミスをどこまでも追求してしまう、部下の1日の業務のタイムスケジュールを全て把握しようとする、などといった管理職の行動をマイクロマネジメントと呼びます。

上司による管理法は新型コロナウィルス流行以前から問題になっていましたが、テレワーク時代に突入したことにより、より顕著にマイクロマネジメントの問題が浮き彫りになってきました。

「マイクロ・マネジメント」と「マクロ・マネジメント」

「マイクロ・マネジメント」の対局にあるマネジメントが、「マクロ・マネジメント」。
マクロ・マネジメントは、基本的な方針だけを示して、従業員の自主性を重んじてモチベーションを高めることを狙いとするマネジメントです。

実際に、マクロ・マネジメントを導入している大手工業株式会社をご紹介します。
残業ゼロ、有給休暇消化率100%、営業ノルマなし、成果給なし、年功序列による給与形態なし、常に考えるということを企業理念としてどんなアイディアにも500円の報酬支給、従業員の自主性に任せている会社です。
昭和40年の創業以来、一度も赤字になったことがありません。

転職人気企業のランキングにおいても、Google、ソニー、トヨタなど、名だたる大手企業の中に入っているのは、マネジメント体制によるところが大きいと考えられます。

マイクロマネジメント型の管理職の人の特徴

マイクロマネジメントをしてしまう管理職の方にはいくつかの特徴があります。
まず部下に仕事を任せることに不安を感じてしまうタイプの方です。
部下の仕事について過度に干渉してしまい、部下の仕事に対する裁量を狭めてしまします。
また、仕事に対するこだわりが強かったり完璧主義の方が、マイクロマネジメントを行ってしまう傾向にあります。

テレワーク中のマイクロマネジメントの実態

マネジメント

では実際にテレワークを行う中でマイクロマネジメントのどのような点が
問題になっているのでしょうか。具体例を挙げて説明していきます。

例えばオフィス内での業務中に管理職の方が、部下のデスクを回って仕事の進捗状況を確認するとしましょう。
その場合は、対面ですので会話、また実際に成果を直接上司に確認してもらうことによっての確認が成立します。
オフィス内の場合は回数も少なくて良いかもしれません。

しかし、テレワーク中に行おうとすると、管理職の方はチャットなどのツールで部下に進捗状況を確認します。
すると部下は、現在の仕事の手を止めて、チャットに返信しなくてはなりません。

マイクロマネジメント型の管理職の方は部下に仕事を任せるということに不安を持っていることが多ので、顔が見えない、何をしているのかわからないという状況の中で、不安がさらに増すという悪循環に陥ります。
すると部下に進捗を何度も報告をさせるようになり、部下の仕事の手を煩わせることになってしまします。

上司に逐一報告しなければならない状況では、オフィスでの業務よりも効率が悪くなるため、残業時間が延びてしまったり、部下の仕事に対するモチベーションを削ぐ結果になってしまします。
さらにマイクロマネジメントの状況が悪化すると、トイレに行くにも報告をしなければならない、常に連絡に対応できるようにしなければならない、と過緊張状態になり、部下に多くのストレスを与える結果になってしまいます。

テレワーク=サボる という固定概念

入念な準備もできず、半ば半強制的にテレワークが導入されたという企業においては、現状手探りで最適解を探している管理職の方も多いと思います。

マイクロマネジメントをしているつもりがなくても、気がついたら普段より部下の仕事に神経質になっていたり、家にいてサボっているのではないかと不安になってしまう管理職の方も実際にいらっしゃるようです。
しかし、人は誰かに命令されて何かをすることで喜びを感じることはできません。
人にあれこれ指示されてやる仕事と自分で考えて行う仕事ではどちらが楽しいか、やる気が出るのかは明らかです。

マイクロマネジメントを行う上司にならないようにするための心構え

マネジメント

思い返してみれば、通常通りオフィスで仕事をしているときに5分ほどコーヒー休憩をしたり、トイレに行くために席を立った部下をサボっていると思ったことがあったでしょうか。
部下の1日のタイムスケジュールを完璧に把握していたでしょうか。

現在のようにテレワーク用の業務システムやインターネットなどのインフラが整備されている状況でサボることのできる方は、テレワーク開始前もおそらくある程度仕事をサボっていた方であると考えられます。
言い換えれば、テレワーク前にしっかり業務に取り組んでいた部下はテレワーク下でも通常通り業務をこなしていると考えられるのではないでしょうか。

コミュニケーションは適度に

管理職や企業担当者の方の中には、テレワークにおける部下の管理法に悩まれている方も多いかもしれません。
実際にテレワーク中に部下に過干渉してしまうことは作業効率の妨げになりますが、一切連絡を取らないわけにはいきませんよね。

部下といっても、仕事に慣れている信頼のおける部下や、新入社員や異動でまだ仕事に慣れていない部下など、部下を一概にせずそれぞれに合った関わり方をすることが大切です。
仕事に慣れている部下には、業務開始前と終業前だけに進捗を報告してもらい、仕事に慣れていない部下にはしっかりとフォローしてあげるなど、部下によってマネジメント法を変えるといったアプローチもあります。

ここでの注意点は、部下を孤立させないことです。
テレワークが初めての場合などは、仕事の相談をしたくても上司に気を遣ってしまい、相談できずに孤立してしまう場合もあります。
そのような事態にならないようにあくまで放置ではなく、適度なコミュニケーションを取ることを心がけましょう。

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