集客に活かせる!効果的なセミナーアンケートの作り方
目次
アンケートは貴重な情報源
セミナーを開催している方、公演をしている方にとって、参加者の意見を聞けるアンケートは今後も継続する活動の大いなるヒントになるのではないでしょうか。
しかし「アンケート内容はどのような内容が良いのか?」「どのような内容にすれば聞きたいことが聞けるのか」をしっかりと考えておかないと
アンケートのポイントが掴めていないがために、次に活かせないアンケート結果になってしまうことも珍しくありません。
では、具体的に貴重な情報源であるアンケートを実施する際にはどのような点に注意すべきなのでしょうか?また、どのような活用の仕方があるのでしょうか?
この記事では、そんなアンケートの注意点とともに、アンケートによって集客力を高める方法についても解説していきます。
何の為にアンケートをとるのか
アンケートの具体的な活用方法に繋げられるポイントとなるため,まずはしっかりと「何の為にとるアンケートなのか?」を熟考しましょう。
残念ながら、アンケートを取る狙いが不明確な状態では次のセミナーに活用できるようなヒントを得ることができません。
これから紹介する3つのケースのように何の為に取るアンケートかを明確にすることで、質問の内容にもレパートリーが生まれます。
「とにかくアンケートは取るもの」と考えずに必要性や有効性を考えたアンケート内容にし、よりよいセミナーにするためのフィードバックとして活用しましょう。
①リサーチを行うためのアンケートと質問内容
- 製品を購入する際に適切と思う価格帯はどのくらいか、どのような魅力を製品に感じたか
- 備えられていると満足できる性能
例えば、企業に対してユーザーのニーズを販売するようなリサーチ企業・また直接ものづくりを行うメーカーにとってはアンケートから得られる情報の鮮度がそのまま業績に反映されるといっても過言ではないでしょう。
リサーチを行うためのアンケートでは、製品に関する感想を具体的に引き出せるような意識が大切です。
これはノウハウなどのセミナーにおけるアンケートでも共通しますね。
- 今回の内容は期待していた内容と一致していたか
- 今後どういった内容のセミナーが受けたいか
こういった部分を聞き出せると、次のセミナーのテーマ決めにも役立つでしょう。
②顧客を得るためのアンケートと質問内容
- 取り扱ったテーマやセミナーで紹介したサービス・商品に魅力を感じたか
- 取り扱ったテーマや紹介したサービス・商品に対する質問
- 名前・メールアドレス・電話番号・住所
個人的にセミナーを行っている方や企業の営業担当者にとっては、取り扱ったテーマや紹介した製品に対する感想が、ユーザーと継続的にお付き合いをできるかどうかを見極める大きなヒントとなります。
さらに、ユーザーが抱く感想は購入するかどうかの見込みを立て、どんなフォローをすべきかを決める指標として活用することもできます。
継続的にセミナーを開催し,少しずつスキルアップしていくという目的だけでなく,具体的なスケジュールを策定するという目的に「顧客を得るためのアンケート」を応用することもひとつのテクニックです。
アンケート構成のポイント
アンケートは手短に。A4一枚に収める。
「聞きたいことがたくさんある!」という気持ちは、セミナーを開催する方のほとんどが抱く感情ですが、セミナー参加者の気持ちに寄り添うことを優先しましょう。
そして、そんな気遣いを表現するためは、A4サイズに収めることいった形式が大切です。
A4サイズのアンケートはセミナー参加者の回答率を上げるために有効であり、質問項目を吟味することで、アンケートの質を高めることができます。
アンケートが与える印象にも配慮することで、多くの回答が得られ、密度の濃い情報を入手できます。
聞きたいことは先に聞く
アンケートの有効性をアップさせるためには、質問の順番を意識することも重要です。
ただでさえセミナーは疲労が大きく、その後のアンケートに集中できないという方も珍しくありません。
また、自分の疑問が解消されたことに満足し、アンケートが上の空という方もいるかもしれません。
そんなさまざまな心理状態の方でも、しっかりと回答してもらうためには聞きたいことを先に記載し、特に手に入れたいから優先的に引き出す工夫が必要です。
その意図を汲み取った参加者が気を利かせ、「詳しく書いてあげよう」と思ってくれるかもしれません。
また、自分のセミナーを宣伝するためにアンケートを活用するためには、自然に承諾を得ることもひとつのテクニックです。
基本的に無断掲載は行わないことがマナーという事実は当然ですが、参加者がアンケートを宣伝として活用することに協力しても良いと感じてくれる仕掛けも有効でしょう。
顔写真を掲載させてくれる方だけに特典を設けるといった方法が具体的な手段となり、アンケートをより効率的に活用する手段といえます。
セミナー受講前と受講後の変化が分かる質問
一般的にセミナーのアンケートはリサーチのためや顧客獲得のためといった目的に活用されますが、実は参加者のアウトプットの場としても活用できます。
もちろん、大前提として参加者の満足度を知るという狙いはありますが、参加者自身が自分の状態を把握するためのツールとして活用するといった使い方もできます。
その狙いを達成するためには、まず「なぜ参加したのか」「なにを知りたくて参加したのか」といった参加者が課題を自覚するための質問を準備します。
そして、その後に「理解できたこと」または「腑に落ちていないこと」といった質問に繋げています。
そうすることで、アンケートに答えることに主体性が生まれ、セミナーで取り扱ったテーマを咀嚼するツールとすることができるわけです。
さらに、しっかりと自分を見つめ返せた参加者は、スッキリした気持ちを抱くことができ、結果としてセミナーの満足度が向上していきます。
質問文の作り方
回答しやすい質問にする
セミナーを主催し、好ましい回答率が得られなかったという経験のある方は、今一度質問の仕方を振り返ってみましょう。
特に「たくさんの情報を得たい」と意気込んでいる方は、「どんな」「なぜ」といった疑問詞を使ったアンケートを作成してしまい、多種多様な回答を得ようとします。
しかし、自由記述が多すぎるとアンケートの集計をしにくくなるといったデメリットまで生じます。そのような悪循環に陥らないためには、回答しやすいアンケートにすることが大切です。
「なぜ」「どんな」といった疑問詞を使わず、「今回のセミナーは有効なものでしたか」「◯◯機能は便利だと思いますか」といった、参加者が「はい」「いいえ」で答えられるような質問が、回答しやすい質問といえます。
適切な質問タイプを選ぶ
参加者に聞きたい質問事項によって、質問のタイプを選ぶという視点をもつことがおすすめです。
例えば、前述のような「はい」「いいえ」で答えられるような質問には、あらかじめチェックボックスを設けて、選択式にする。
そして、回答率をアップさせるために、7割は同じ形式にするといった具合にアンケートを型どりましょう。
また、参加者の好きなように記載できる記述式の質問は全体の2割程度に収め、第一問、第二問で聞いてしまうことが得策です。
後半になるほど考えること、書くことが面倒になるため、記述式は最初に設けるように心がけましょう。
答えやすいアンケートを心掛けて次のセミナーに反映させる
一口にセミナーのアンケートといっても、その目的を明確にすることで活用できるレパートリーが大きく広がります。
リサーチが目的、顧客の獲得が目的といったように、アンケートを取る理由がはっきりとしている方は、限られた参加者とのコミュニケーションを有効に活用できるでしょう。
また、アンケートにおける質問の仕方も非常に重要です。特に聞きたい項目を第一問や第二問に設けること、参加者が答えやすい質問の仕方を心がけることによって、回答率をアップさせることができるでしょう。
また、そんな非常に小さな気遣いが、セミナー自体の満足度にも少なからず反映されると思いますし、アンケート内容を次のセミナーに活かすことができれば、次のセミナーはより集客がしやすくなるでしょう。
セミナーの開催に向けて
開催場所にお困りの方は
セミナーを次に活かすためには「どこで行うか」も非常に重要です。場所にマッチした内容のセミナーであれば、自ずと満足度も向上し、アンケートへの回答も好ましいものになるでしょう。
今回はセミナー会場にも活用できるレンタルスペースを3つ紹介します。
Creators District 607
Creators District 607は30人まで収容でき、参加者とコミュニケーションを取りつつ進行できるセミナーを開催したい方におすすめのレンタルスペースです。
JR渋谷駅から徒歩3分という立地も、利便性の良さをセミナーの満足度に繋げられる要因といえるでしょう。
場所:東京都渋谷区渋谷1-17-1
アクセス:JR渋谷駅から徒歩2分
Creators District 607を予約する
カナロアマリーナルーム
カナロアマリーナルームはJR東雲駅から徒歩30秒というアクセスの良い立地にあり、お台場のオシャレな雰囲気が漂うスポットです。
カラフルなインテリアも可愛らしく、アパレルといった業種でのセミナーにおすすめです。
場所:東京都江東区東雲2-10-47 1F
アクセス:JR東雲駅から徒歩1 分
カナロアマリーナルームを予約する
LATTE GRAPHIC
カフェのような雰囲気が特徴のレンタルスペースがLATTEGRAPHICです。
自由が丘という土地柄もあり、ワンランクアップしたような感覚を味え、大人のセミナーを開催したい方にはおすすめです。
飲食プランも用意されており、参加者との懇談会にも活用できる幅が魅力です。
場所:東京都目黒区自由が丘1-8-18 自由が丘ノーブル2F
アクセス:JR自由が丘から徒歩1分
LATTE GRAPHICを予約する
集客にお困りの方は
セミナーの集客を成功させるポイントは以下の記事で紹介しています♪
https://supenavi.com/blog/archives/10292
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